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すべて読んでもらえると、SRS-LSR200 があなたに合ってるかわかり、後悔のない高齢者向きテレビ用スピーカーを選ぶことができる。
SONY SRS-LSR200ってどうなの?
「SRS-LSR200」とは、近く(手元)に置くことでテレビの音量をそんなに上げなくても聞こえ、テレビの操作もできることで人気のSONY製手元スピーカーだ。
2022年8月23日現在の価格は18,182円(税込)。1万円前後が主流のテレビ用スピーカーの中でも高級な部類なので、本当に必要なものか慎重に考えていきたい。
そんなSRS-LSR200は、テレビの音声が聴こえにくくなってきたことで、つい音量を上げすぎてしまう人達に選ばれている。
SRS-LSR200 にはこれらのメリットがある。
- テレビリモコンいらず丨多くのテレビ用スピーカーが本体の電源オン・オフと音量調節くらいしか操作できないが、SRS-LSR200 はチャンネルをかえたり、BS・CSを切り替えることができる。
- 人の声が聴こえやすい丨「声用スピーカー」と、2段階の「はっきり声」機能搭載。人の声が聴こえやすくなるよう設計されている。
一方で、高齢者にとって「接続・操作のむずかしさ」や「充電が手間」という注意点もある。
次の章では、この注意点をふまえ、SRS-LSR200 が高齢者におすすめできない理由を解説していく。
SONY SRS-LSR200は使うべき?口コミを元に徹底解説
結論から言うと、以下の理由で SRS-LSR200 は耳が遠くなってきた高齢者にはおすすめできない。
ただ、以下の人は購入を検討してほしい。
- テレビの操作をしたい
それでは、耳が遠い高齢者に SRS-LSR200 をおすすめできない3つの理由と、使うべき人について実際の口コミをもとに解説していく。
耳が遠い高齢者に SRS-LSR200 をおすすめできない3つの理由
1.接続が難しい
SRS-LSR200 は接続に必要なケーブルにカラーラベルを付けたり、そのラベルに対応して取扱説明書をカラーにしたりと、わかりやすいように工夫されている。
ただ、「わかりやすいように工夫されてる」ことと実際に「わかりやすい」は別のようで接続をむずかしく感じてる人がいる。
ケーブルの接続以外に初期設定も必要だ。
映画やスポーツ中継などで正しく音を出力させる「テレビのデジタル音声出力をPCMに設定」、SRS-LSR200 をテレビリモコンとして使用するためにテレビメーカーの設定が必要となる。
SRS-LSR200 を高齢者や機械が苦手な人にプレゼントする場合は、慣れた人が接続作業を済ませるようにしてほしい。
使ってる人の口コミ
「多分一人では接続できない」箱を開けてテレビと接続するときの説明書きも、購入者の年齢層に合わせて大きな文字にしてもらいたいと言うことと、誰にでもわかる接続の仕方があったら、もっと便利だと思いました。自分自身の母親にも、使ってもらいたいと思いましたが、多分一人では接続できないであろうと思ったので諦めたので。
Border Collie Loversさん
「特にテレビ内の設定が難しい」セットアップには少し詳しい方が付き添わないと、特にテレビ内の設定が難しかと思います。難しと思ったら従来通りのアナログ接続をお勧めします。
後野まつりさん
「取り付けて上げましょう」80代の親に買ってあげても、つなぐのは少し難しいかもしれないから、取り付けて上げましょう。
KJさん
2.ボタンが多い
ボタンが多いということはそれだけ「操作できることが多い」ことを意味して便利な印象をもつが、高齢者にとっては負担になるかもしれない。
機械が苦手な高齢者にとって、たくさんのボタンはそれだけで圧迫感がある。
それに、どれが自分にとって必要なボタンかわからず、ボタンの数だけ覚えることがあると感じ、実際よりも難しいと思い込んでしまう。
ちなみに、テレビ用スピーカーのデザインは操作ボタンの数が最低限で、シンプルなデザインのものが多い。これは高齢者が使うことを想定している。
SRS-LSR200 はこの流れに逆行してボタンの数が多い。
このことと、SRS-LSR200 公式サイトでの特徴紹介で以下のように紹介されてることを考えると、耳が遠くなってきた高齢者とは違う層を意識した製品だと考えられる。
キッチンで料理をしているとき、深夜にテレビの音量を上げられないときなど、テレビ音声が聴きとりにくい場合に便利なワイヤレススピーカー。
公式サイト
使ってる人の口コミ
「難しい機械だと思いこんで」問題は充電の仕組みや操作方法を覚えようとしてくれないことか…(普通のリモコンと大差ないと言っているのに難しい機械だと思いこんで慣れてくれない)。
わるねこさん
「ボタンがたくさん並んでいるだけで拒否反応」数日使わせてみましたが、物覚えが悪いため、何度教えても使い方をすぐ忘れ、触るのを怖がり、結果的にTVを見なくなってしまいました。
押せば電源スイッチ、回せばボリュームという、1コントローラー2アクションが難しいようです。
また、ほかのレビュアーさんも書かれていますが、普通のリモコンと変わらないと言っても、ボタンがたくさん並んでいるだけで拒否反応があるようです。
NyaFuさん
3.充電する手間や電池切れの心配がある
SRS-LSR200 は充電式。
充電式だと電源コードがないので、コードの長さで置き場所が制限されることがない。その結果、自由な場所に置けるメリットがある。
一方で以下の3つのデメリットがある。
- 充電する手間がある丨スピーカーの充電は充電器を兼ねた皿状の送信機の上に載せておこなう。送信機とテレビをつなぐ付属のケーブルは1.5mなので、必然的に送信機はテレビの近くに置くことになる。このことから充電するときにテレビのところまでいく必要がある。ちょっとしたことかもしれないが、高齢者の多くが膝や腰に痛みを抱えていることを考えると充電が負担になる可能性がある。
- 充電切れの心配がある丨ドラマのセリフやナレーション、クイズの答えなど充電切れで聞き逃すかもしれない。
- 充電池は劣化する丨SRS-LSR200 は最大約13時間使用できるが充電池は劣化する。「最大約13時間」はあくまでも使いはじめたときの数字だ。じょじょに短くなっていくことに注意してほしい。
使ってる人の口コミ
「高齢者は足元も悪いはず…」残念なところは、手元にある場所での充電がてきないこと。
このようなスピーカーを使う高齢者は足元も悪いはず…
テレビ台の近くに設置した充電台まで、スピーカー本体を戻しに行くことが大変なので、乾電池でも良かったかもと思います。
のんちゃんさん
「耳元まで持ってくる手間」不便なのは送信機より外して耳元まで持ってくる手間と、テレビのリモコンにしかない番組表のボタンがない事です。
Amazon Customerさん
「面倒なようです」充電ドック(トレー?)とテレビを繋ぐケーブルか短すぎて、晩に寝る前に充電しに行くためにテレビのそばまで行かなければならないのが面倒なようです。
理想としては、トランスミッターと充電台は別々にして、「いつも聴く場所」のそばで充電できると尚良いのにという感じです。
幻灯機さん
こんな人はSONY SRS-LSR200をつかうべき
テレビ用スピーカーのなかでも、スピーカーにテレビリモコンが搭載されてるのはかなりめずらしい。
テレビリモコンがどこに置いてるか気にすることなく手元スピーカーでテレビを操作したい人は SRS-LSR200 を使うべきだ。
使ってる人の口コミ
「とても便利」デザインがとても気に入っています。テレビリモコンが付いているのもとても便利です。
Amazon カスタマーさん
「テレビのリモコンがわりに」皿洗いなどしてると音声が聞き取りにくいし、かと言って音量上げるのも、って場合に便利です。また、テレビのリモコンがわりにもなるので、カウンターの上なら子供もいたずらできないので安心。
旅行好きさん
「モコンを探すストレスがなくなり」リモコンと一体化していてとても便利です。リモコンを探すストレスがなくなり操作もしやすいです。
真夏の夜の夢さん
よく使うボタンがあるか確認しよう
テレビリモコン機能が搭載されてるので、これまで使ってきたテレビリモコンを手元に置く必要はなくなる。
しかし、SRS-LSR200 にふだんからよく使うボタンがあるか確認しておく必要がある。もしも「ない」となると、結局テレビリモコンと SRS-LSR200 をセットでそばに置いておく必要がでてくる。
ちなみに一般的なテレビリモコンにある「番組表」「入力切替」「dボタン」「カラーボタン(青、赤、緑、黄)」はない。
SRS-LSR200 はあくまでもテレビが操作できるだけだ。ブルーレイレコーダーなどのリモコンは手元に置いておく必要があることに注意してほしい。
使ってる人の口コミ
「入力切り替えが無い」リモコンのなかに、入力切り替えが無いのが残念です。
佐藤忠廣さん
「番組表のボタンがない」不便なのは送信機より外して耳元まで持ってくる手間と、テレビのリモコンにしかない番組表のボタンがない事です。
Amazon Customerさん
「マルチリモコン化して欲しい」ブルーレイの操作もできるよう、マルチリモコン化して欲しい。
hataponnさん
高齢者向けテレビス用ピーカー選びで大事な3つのポイント
高齢者向けテレビ用スピーカーは主に6メーカーが18機種を販売している。
これだけあると、どうやって選んだらいいかわからなくなると思う。だからと言って適当に選んでしまうと後悔することになる。
なぜなら、使ってみて思ってたのと違ってたとしても基本的にお金は返ってこないからだ。
以下のように、購入したあとで後悔してる声がある。
「買ったのを後悔しました」値段が安く、拡声器の形が縦長で場所を取らず、コンパクトなのが気に入り注文しましたが、なにぶん音響関係の知識がないので、申し込んだ後で、いろんな拡声器を見ていくと、Bluetoothの拡声器がきれいな澄んだ音声であるのを知りましたBluetoothの拡声器でもそれほど高価でない物もあり、正直言って、これを買ったのを後悔しました。
やまさん
今回当サイトでは、高齢者向けテレビ用スピーカーのレビュー4,150件を調査。
その結果、大きく分けて以下3つのポイントに不満を感じていることがわかった。
これらの3つを理解することが、テレビ用スピーカーを後悔せず長くつかうのに重要になる。
購入してから後悔しないために具体的にどこに注意するべきか解説していく。
1.電源の種類
高齢者向けテレビ用スピーカーの電源には以下の3種類があり、「充電式」が主流になっている。
- 充電式
- ACアダプター式
- 乾電池式
それぞれについて解説していく。
充電式
充電式は、スピーカー本体に内蔵された充電池を充電してつかう。
充電方法はテレビ横に設置する送信機を兼ねた充電器でおこなうものが主流。連続使用時間は短いもので約7時間。長いもので20時間と幅がある。
- 置き場所の自由度が高い丨充電式はスピーカー本体に充電池が内蔵されてるので、ACアダプターのようにケーブルの長さによって置き場所を制限されることがない。いろんな場所でテレビを見る人には大きなメリットになる。
- 充電の手間がある丨スピーカー本体の充電はテレビの横に設置した送信機を兼ねた充電台に載せておこなうものが主流。膝や腰に痛みをかかえた高齢者がテレビ横までスピーカーをもって充電器の前まで行くのは楽ではない
- 電池切れの心配がある丨大事なシーンで電池切れする可能性がある。人によっては、「そろそろ充電がなくなるころ」と気になる。
- 充電池が劣化する丨連続使用時間は一番長いもので約20時間。これだけあれば十分と思うかもしれないが、ここから劣化していき連続使用時間は短くなっていくことを理解しておく必要がある
ACアダプター式
ACアダプター式は、電源コンセントにACアダプターを差し込むことでスピーカー本体に電力が供給される。上で紹介した充電式の次に採用されている。
- 充電の手間、電池切れの心配がない丨常に電力が供給されてるのでそもそも充電や電池交換といった手間や、充電池の劣化、電池切れを心配しなくていい
- 置き場所を制限される丨充電式や乾電池式と違い、ACアダプターのケーブルの長さや電源コンセントの場所がある場所に置き場所が制限される。その反面、いつも同じ場所でつかう人にとっては問題とならない。
乾電池式
乾電池式はスピーカー本体に乾電池を入れてつかう。使用する電池は単三電池が主流。充電式やACアダプター式と比べて低価格。連続使用時間は20時間〜70時間。
- 置き場所の自由度が高い丨電池式はスピーカー本体に乾電池を入れてつかうので、ACアダプターのようにケーブルの長さによって置き場所を制限されることがない。
- 乾電池の交換が手間、電池切れの心配がある丨乾電池式テレビ用スピーカーを購入した人のなかには、乾電池の交換の手間や、電池切れの心配から「ACアダプターにすればよかった」という声が目立つ
- 乾電池を常に用意しておく必要がある丨乾電池がないと音が出ないので常に用意しておく必要がある。「エネループ」「エボルタ」など、充電できる乾電池なら、充電する手間があるが買い置きを気にすることはない。
- 音が安定しない丨電池がなくなってくると音量が安定せず、音声が途切れることがある
有線か無線か
テレビ用スピーカーにはテレビの音を無線でスピーカーに飛ばすタイプと、音声ケーブルでテレビとスピーカーをつないで音を出す2種類がある。
無線
無線タイプは、テレビの横に付属の送信機を設置し、スピーカー本体に無線でテレビの音声を飛ばす。
- 安全丨「無線=音声ケーブルがない」からケーブルに足をひっかけて転倒することがない。
- そこそこ自由に持ち運べる丨無線タイプは、送信機からスピーカーまで、約30mまでテレビの音声が届くものが主流。テレビから離れた場所でもテレビの音声をしっかり楽しむことができる。
- 無線タイプの主流は充電式丨無線タイプを選んだ時点で自動的に充電式になってしまうほど無線タイプの電源は充電式になっている。充電の手間、大事な場面での電池切れ、充電池の劣化が心配な人は慎重に検討してほしい。
- むずかしく感じる丨機械に苦手意識がある高齢者にとって無線や送信機の存在はわかりにくく感じる。万が一音が出なくなったときの対応もひとりではむずかしい。
- 価格が高い丨無線タイプは有線タイプより作りが複雑なこともあり約10,000〜18,000円と比較的高い
有線
有線タイプはテレビとスピーカーを音声ケーブルでつなぐものをいう。イメージとしてはケーブルのあるイヤホンやヘッドホンをイメージしてほしい。
- わかりやすい丨機械に苦手意識のある高齢者にとって無線はわかりにくいが、有線は目に見えるケーブルでテレビとスピーカー本体をつなぐのでわかりやすく比較的抵抗がない
- 安い丨有線タイプは無線タイプより作りがシンプルなこともあり、約1,800〜5,000円とお手頃価格
- ケガの原因に丨有線の場合、テレビとスピーカーの間には音声ケーブルが存在する。このケーブルに足をひっかけて転倒する危険性がある。ただ、ケーブルをカーペットの下に敷いたり、壁沿いにそわせたりすることで危険を回避することができる。
- 電源が乾電池のものが主流丨無線タイプに充電式が多いように、有線タイプは乾電池式が主流だ。乾電池の買い置き、交換の手間、電池が切れそうになると音声が安定しないなど気になる方は避けたほうがいいだろう。
音質
テレビ用スピーカーは聴こえることを重視して、多くの方が音質については満足してるように見える。一方で、不満をもつ人が一定数存在する。
テレビ用スピーカーの音質は低音・中音・高音がバランスよく出るいわゆる「いい音」とは別物だというところに注意してほしい。
テレビ用スピーカーの多くはテレビの音声が聴こえにくい人に向けたものなので、あくまでも人の声の音域を強調した「声が聴こえやすい音」だ。
「テレビの音質を向上させたい」「音楽番組をいい音で楽しみたい」「低音を効かせたい」という人は、ここで紹介してるテレビ用スピーカーを選択すると必ず後悔することになる。
音質向上を求めてる方は、簡単に設置できてテレビの音質を向上させる「サウンドバー」を検討してほしい。
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その他に高齢者向けテレビ用スピーカー選びで意識すること
ここまで解説してきた3つのポイントほどではないが、意識してほしいポイントを紹介する。
- 声が聴こえやすくなる機能は搭載されてるか丨テレビ用スピーカーには人の声の音域を強調して聴こえやすくする「声が聴こえやすくなる機能」が搭載されてるものがある。
「声が聴こえやすくなる機能」はスイッチでオン・オフできるものや、もともと声が聴こえやすい状態のものがある
耳が遠い高齢者が利用する場合この機能が搭載されてるものを検討してほしい。
- 電源と音量が別々丨高齢者向けテレビ用スピーカーは、操作やデザインをシンプルにするために電源スイッチと音量調整ダイヤルが一体化したタイプが主流となっている。
左のスピーカーは電源が独立。右は一体化タイプ
一体化したタイプはシンプルだが、電源をオフにするたびに音量がゼロになってしまうので、ちょうどいい音量だと思ってても電源をオフにしてまたオンにするたびに合わせ直す必要がある。
迷ったらこれ!18機種比較してわかったおすすめテレビ用スピーカー
6メーカー、18機種のテレビ用スピーカーを以下のポイントで徹底比較。高齢者向けテレビ用スピーカーベスト10を表にした。
- 高齢者の評価が高い
- 電源の種類は気軽につかえるACアダプター
- わかりやすい有線
- 声が聴こえやすくなる機能搭載
その結果、総合評価が高く、耳が遠い高齢者にとって最もバランスのいいテレビ用スピーカーは「ミライスピーカー・ホーム」ということがわかった。
ミライスピーカー・ホームの評判については、実際に利用してる人の口コミを検証した「ミライスピーカーは評判悪い?利用者の口コミを徹底検証」を参考にしてほしい。
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総合評価 | 価格(税込) | 高齢者からの評価 | 電源の種類 | 有線か無線か | 声が聴こえやすくなる機能 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ミライスピーカー・ホーム (サウンドファン) | 4.8 | 29,700円 | 1位 | ◎ | ◎ | ◎ 特許技術 |
AT-SP230TV (audio-technica ) | 4.6 | 3,673円 | 4位 | △ | ◎ | ◎ |
AT-SP767XTV WH (audio-technica ) | 4.6 | 14,973円 | 3位 | ◯ | △ | ◎ |
YTS-30 (山善 ) | 4.6 | 2,850円 | 2位 | △ | ◎ | △ |
400-SP083W (サンワサプライ) | 4.3 | 11,900円 | 5位 | ◯ 常時給電可 | △ | ◎ |
400-SP087 (サンワサプライ) | 4 | 4,480円 | 6位 | △ | ◎ | △ |
SRS-LSR100 (SONY) | 3.6 | 37,000円 | 7位 | ◯ | △ | ◎ |
SP-A900-W (JVC) | 3.3 | 15,955円 | 8位 | ◯ | △ | ◎ |
AT-SP350TV (audio-technica ) | 3.3 | 8,220円 | 9位 | ◎ | △ | ◎ |
400-SP064W (サンワサプライ) | 3 | 10,800円 | 10位 | ◎ | △ | ◎ |
*amazonの2022/09/10時点の情報を参考に作成
「SONY SRS-LSR200」は高齢者にとってイマイチな使い勝手と高齢者の利用者が少なかったことで11位となった。
ちなみに7位の「SONY SRS-LSR100」は SRS-LSR200 の旧型だ。
以下のパターンに当てはまらない方は、耳が遠い高齢者にとってバランスが良く総合評価が高い「ミライスピーカー・ホーム」をまずは検討してほしい。
- テレビの操作をしたい
次の章では総合評価が最も高い「ミライスピーカー・ホーム」を紹介する。
総合評価1位丨ミライスピーカー・ホーム
- 総合的にいいものを使いたい
- 損をしたくない
- 接続も操作も簡単なものがいい
ミライスピーカー・ホームには以下の強みがある。
ひとつずつ解説していく。
1.特許技術で言葉くっきり
ミライスピーカー・ホームは声に特化したテレビ用スピーカーなので、聴きとりづらかった言葉がくっきり聴きとることができる。
声の音域を強調して声を聴こえやすくする機能はSRS-LSR200や他のテレビ用スピーカーにも搭載されているもがある。
しかしミライスピーカー・ホームはそれらと違い、特許技術によって音量を上げなくても声を広く遠くまで届けることができる。
これにより、耳が遠い方とそうでない方がちょうどいい音量で一緒にテレビを楽しむことができる。
ミライスピーカー・ホームについて詳しく知りたい方は、「ミライスピーカー・ホーム全詳細と後悔しないための注意点を徹底解説」を参考にしてほしい。
2.接続も操作も簡単
接続・操作方法が簡単。機械が苦手な高齢者も使い始めのハードルが低く、使い続けることができる。
接続に必要なのは付属の「音声ケーブル」と電源をとるための「ACアダプター」のみ。
具体的な接続方法は、取扱説明書のなかで4コマ漫画や動画で紹介されているので、取扱説明書を読むのがめんどくさいという人でもわかりやすい。
電源のオン・オフはスピーカー本体のスイッチでおこなう必要があるが、音量調整はいつもどおりテレビのリモコンでおこなう。
新しく操作方法を覚える必要がないので高齢者にとって心理的負担は最小限になるはずだ。
3.返金保証
ミライスピーカー・ホームには、本当に効果があるのか不安な人のために返金保証が用意されている。
聴こえにくさに個人差があるように、スピーカーの効果にも個人差がある。特許技術がつかわれたミライスピーカー・ホームも例外ではない。
もしも効果を感じられなかったり、音質に不満がある場合、ミライスピーカー・ホームは60日以内なら使用済みでも返品できる。
ちなみに、amazonや楽天市場などテレビ用スピーカーを購入した場合、使用済みでも30日以内なら返品可能だが、返金されるのは購入金額の50%となっている。
ミライスピーカー・ホームの「返金保証」については、わかりやすく解説した「【1からわかる】試聴につかえる「60日間返金保証」とは」を参考にしてほしい。
「ミライスピーカー・ホーム」と「SRS-LSR200」の違い
「ミライスピーカー・ホーム」と「SRS-LSR200」の違いを表にまとめてみたので確認してほしい。
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ミライスピーカー・ホーム (サウンドファン) | SONY SRS-LSR200 (SONY) |
|
---|---|---|
設置場所 | テレビの横に設置 | 近くに置く |
テレビリモコン機能 | ❌ | ⭕ |
テレビ音声の伝送方法 | 有線 | 無線 |
電源の種類 | ACアダプター | 充電 |
連続使用時間 | ー (常時給電) | 最大約13時間 |
人の声が聴こえやすくなる機能 | ⭕ 特許技術 | ⭕ |
以下の2つに注目してほしい。
- 設置場所
- テレビ音声の伝送方法
まずは「設置場所」についてだ。
SRS-LSR200とミライスピーカー・ホームではどこに置いて使うかに大きな違いがある。
一般的なテレビ用スピーカーは「手元スピーカー」と呼ばれることからわかるように使う人の近く(手元)に置いてつかう。SRS-LSR200 も同様だ。
一方で、ミライスピーカー・ホームはテレビの横に設置してつかう。
そんなところに置くと、音量を上げないと聴こえなくなると心配したかもしれない。
しかし、ミライスピーカー・ホームは特許技術で音量をそんなに上げなくてもテレビの音声を広く遠くまで届けることができる。
もうひとつは「テレビ音声の伝送方法」の違いについてだ。
SRS-LSR200 は「無線」だが、ミライスピーカー・ホームは「有線」だ。
有線はわかりやすいが「足をひっかけて転倒する危険性がある」注意点があると説明してきた。しかしミライスピーカー・ホームにその心配はない。安全だ。
転倒の危険性があるのは、有線タイプで近くに置いてつかう一般的なテレビ用スピーカーに限った話だ。
ミライスピーカー・ホーム本体とテレビは有線なので音声ケーブルでつながる。しかし、スピーカー本体はテレビの横に置くので、あなたとテレビとの間にケーブルはない。よって足をひっかける危険性はない。
ミライスピーカー・ホームに限って言えば、「わかりやすい」という有線のメリットはそのままで、「転倒の危険性」という注意点を解消している。
ミライスピーカー・ホームについてもう少し詳しく知りたいという方は、ミライスピーカー・ホーム全詳細と後悔しないための注意点を徹底解説」を参考にしてほしい。
使ってる人の口コミ
「日本の技術」87歳の母の為に購入、母はテレビの音が良く聞こえるようになり大満足です。50代の私もくっきりと聞こえるので私も満足しています。日本の技術のようで、世界に誇れる商品だと思いました。
ていた~楽さん
「本機は扱いもシンプルで高齢者家庭でも扱え」TVに使っているのですが、スピーカー交換はこれで3台目。 今までの物も音質が綺麗とか会話がよくきこえるとかいろいろうたい文句があるのですがいまいち効果が確認できませんでした。 本機は扱いもシンプルで高齢者家庭でも扱え、夫婦二人で少し離れた場所でもよく聞こえ評価は☆5です。
aotonboさん
「最後は本機に落ち着きました」使用者
現在67歳、59歳から両耳補聴器使用
有線ヘッドホン、ブルトゥースヘッドホン、手元スピーカーほとんど使いましたが、最後は本機に落ち着きました。
ふくろうさん
ミライスピーカー・ホームの基本情報
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型式 | コンパクト型曲面サウンドスピーカーシステム (モノラルアンプ内蔵) |
スピーカー形式 | 新開発 ハイブリッド方式曲面振動板 スピーカーユニット(特許取得済み) |
周波数特性 | 250Hz〜20kHz(総合特性)*参考値 |
アンプ出力 | 実用最大出力 18W(モノラル) |
入力/入力感度 | 3.5mmステレオミニジャック/90mV (TV等、ヘッドホン出力を持つ各種機器に接続) |
使用環境 | 温度 -10℃〜40℃ *多湿環境での使用は避けてください |
サイズ | 横:86mm 縦:143mm 奥行き:212mm (上部音量調節ダイヤル含む) |
重量 | 約690g (電源アダプター 約120g別) |
電源 | 付属品 電源アダプター使用 (DC IN 12V 2A) |
付属品 | ・電源アダプター×1 ・音声ケーブル(1.5m)×1 (両端3.5mmステレオミニプラグ) ・ 取扱説明書(メーカー保証書) |
消費電力 | 最大18W |
待機消費電力 | 0.56W |
電気代 (1時間あたり) | 0.054円 |
生産国 | 台湾 |
発売日 | 2020年5月12日 |
色 | 黒 |
ミライスピーカー・ホーム公式ページを見る
公式ストアに移動します
ミライスピーカー・ホームの評判について知りたい方は「口コミ評判調査で判明丨重要注意点3つ 独自メリット4つ」も参考にしてください。
SONY SRS-LSR200に関するQ&A
最後に、SRS-LSR200 に関するよくある質問と回答を紹介していく。
1.SONYのテレビ以外でも使えるのか
使える。SONY以外のメーカーでもスピーカーとして使うことができる。
2.SONYのテレビじゃなくてもリモコンはつかえるか
SONY以外では以下のメーカーに対応している。
*機器によって一部の機能が使えないことがある
- パナソニック
- シャープ
- 東芝
- 日立
- 三菱
- LG
- FUNAI
- Hisense
3.テレビからも同時に音が出せるか
出せる。
「光デジタル音声出力端子」に接続するのでテレビとスピーカー両方から音が出る。
聴こえに問題のない人はテレビの音を、聴こえにくい人はスピーカーからの音を聴くという使い方ができる。
テレビに「光デジタル音声出力端子」がない場合、「ヘッドホン端子」と接続することになる。
ヘッドホン端子に接続した場合、テレビからも音が出るかはテレビの機種によるのでテレビの取扱説明書を確認してほしい。
4.「BS」「CS」「Amazon Prime Video」「Netflix」 を見るのにも使えるか
使える。SRS-LSR200 はテレビに接続してつかうので、基本的にテレビに映るものの音声はチャンネルやサービスに関係なく聴けると考えてほしい。
5.障害物があっても使えるか
障害物がなにによるかで違いはあるが、基本的に障害物があってもテレビの音声を出すことができる。ただ、障害物があると音声が届く距離が短くなることもあるということを理解してほしい。
テレビのリモコン操作については、一般的なテレビリモコンと同じで障害物があると使えないと考えてほしい。
まとめるとテレビからある程度離れたり障害物があっても音は出るが、リモコン操作は基本的にできない。
6.サウンドバーとどちらがいい音か
「いい音」は人によって違うので難しいが、一般的にサウンドバーのほうが低音もでていい音に感じるかもしれない。
声が聴こえやすくなる SRS-LSR200 と、音質を向上させるサウンドバーの音は別物だと考えてほしい。
7.サウンドバーとの違い
SRS-LSR200 とサウンドバーでは目的が違う。
SRS-LSR200 は近くに置くことで小さな音量でもテレビを楽しむことができる。
サウンドバーは、テレビの音質質向上を目的としている。
8.イヤホンはつかえるか
イヤホンを使うことができる。
スピーカー本体裏面のカバーをはずすとあるヘッドホン端子に接続してつかうことができる。
9.送信機の上に載せて充電する以外の方法はあるのか
スピーカー本体にACアダプターをつなぐことで充電しながら使うことができる。
ただし、充電に必要な「USBケーブル(USB-A-USB-C)」と「ACアダプター」は別売りなので SRS-LSR200 とは別に購入する必要がある。
10.充電池の交換はできるか
充電池の交換はできない。
充電池が劣化した場合の対処法は2つ。
1つは新しく購入する。
もう1つは、メーカーに送って製品自体を交換してもらうことになる。1年間のメーカー保証期間が終了してる場合、有償交換となり、15,400円(税込)必要になる。
11.充電しながらつかえるか
送信機に載せて充電しながらでもつかうことができる。
音は出るが、リモコン操作は充電器の置き場所によってはできない。
12.遅延(音のズレ)はないか
ほとんどない。
公式サイトでは遅延について以下のように紹介されている
妨害や干渉に強い2.4GHz無線伝送方式を採用。送信機から本体スピーカーへの音声遅延を抑え、テレビのスピーカーと同時に音を出しても音ズレの違和感が少なくお使いいただけます。
公式サイト
冒頭で遅延は「ほとんどない」と書いたが、レビューにごく一部「遅延が発生する」という声もある。
「SONY SRS-LSR200に関するQ&A」は以上だ。
このページではSONY のテレビ用スピーカー SRS-LSR200 の特徴や、どんな人に向いてるかなどを解説してきた。
SRS-LSR200 は以下の理由で耳が遠い高齢者におすすめできない。
- 接続が難しい
- 操作ボタンが多い
- 充電する手間や電池切れの心配がある
ただ、以下の人にとってはぴったりの製品なので購入を検討してほしい。
- テレビの操作をしたい
どれがいいか迷ってる方、テレビ用スピーカー選びで失敗したくない方は、高齢者向けテレビ用スピーカーとして総合評価1位の「ミライスピーカー・ホーム」を検討してほしい。
「ミライスピーカー・ホーム」はここで紹介したテレビ用スピーカーのなかで唯一、無料で試すことができる。まずはその実力を試してほしい。
ミライスピーカー・ホーム公式ページを見る
公式ストアに移動します
ミライスピーカー・ホームのデメリットについて知りたい方は「ミライスピーカー丨老人性難聴者が感じた全デメリット 口コミ207件から判明 1番多かったのは…」も参考にしてください。