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そもそも悪いことですか?
こたつのコードを噛む行為、これを『悪いこと』だと思っていませんか?
猫専門のお医者さんがこんなことを言ってました。
コードをかじるのは、飼い主からすれば悪いことかもしれません。でも、猫は悪いことだと思ってません。ただ遊んでるだけ、好奇心にしたがってるだけなんです。
それを叱っても猫にしたら「え?なに?コワイコワイコワイ…」となるだけ。「悪いことをしたから叱られた」と理解するわけじゃありません。飼い主にワーワー言われる意味がわからない猫は、叱られてる状況から逃げようとしたり、叱った人を避けるようになっちゃうというワケです。
だからといって感電の危険性がある、こたつのコードを噛む行為をほっとけないですよね。
そうだ、天罰にしよう
お医者さんはつづけました。
そんなときは『天罰』です。ほんとの天罰じゃなくて、猫に天罰だと思わせるんです。
たとえば、こたつのコードを噛んでるのをみつけたら、直接叱るのではなく、ソッと近づき、霧吹きで猫がキライな水をシュッとしたり、「あっ!」と短く大きな声をだしたり、「パンッ!」と手を叩いて知らんぷりします。
すると猫なにがおこったかわからずは「ハッ!」とした顔でフリーズ。これを繰り返すと「これをかじったら、なんかイヤなことがおこる!コワイ!もうやめとこ!」と学習するんです。
最初に『天罰』ってきいたときは、そのワードの強さにビビりましたけど。こうやって聞くと納得です。納得なんですけどそんな時間的余裕はありません。
安全な環境づくりが重要
天罰だけで学習してくれたらいいのですが、感電のリスクがあるコードを噛むという行為をしてるのに、時間をかけて学習させる余裕はありません。
そこで大事なのが(前置きがながくなってすいません)、『猫にとって安全な環境をつくる』ということ。
具体的には『かじられることを前提に』対策していきます。
もちろん『しつけ』を否定するものじゃありません。順番の問題です。
『危険な行為をやめさせる(しつけ)』は安全な環境が整ってからすることで安全性がより高まります。
命もコードも守る
コードに『かじられ対策』をしましょう。
かじられ対策をすることで、感電するリスクをグッと下げることができますし、電源コードは寿命をまっとうすることができます。
対策方法はいたってシンプル。噛むことを前提にして、電源コードにカバーをつけるだけです。イメージとしてはきゅうりの入ったちくわ。きゅうりがこたつのコードで、ちくわがカバーです。この仕組で「噛まないようにする」のではなく、「噛んでも大丈夫」なようにします。
なかには、カバーをするだけで興味を失って噛まなくなるってこともあるようです。そうなったらラッキーですね。
ということで、こたつの電源コードにつけるカバーを紹介するので参考にしてください。
どっかで見たことある蛇腹のコルゲートチューブ

配線を守ったりまとめるのが本来の使い方。知恵袋や他のサイトでは下で紹介するスパイラルチューブが有名ですけど、こちらも猫や犬のかじり対策として静かな人気。

チューブには縦に切れ目が入ってる(スリット)のでコードを簡単に入れられます。スリット部分に不安がある場合はビニールテープでとめちゃいましょう。
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飼い猫がコードを噛むので、その保護のために購入。以前はスパイラルチューブを使っていました。コルゲートチューブのほうが硬くて着脱しやすくて、見た目もよいので断然おすすめです。(挿入に関しては専用工具がないと厳しいですが。)これはペットを飼っている方のみならず、コード類をまとめてすっきりさせたい方にも当てはまります!こちらはお安いのでペラペラかと心配していましたが、そんなことはありませんでした。早速2つ追加購入しました!
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カスタマーレビュー
愛犬が、扇風機の電気コードを噛んじゃいました。幸い、感電することも火災になることもありませんでした。そこで、噛まれた際の予防として、コードの補強のため購入。コードを中に通す作業がかなり大変でした。チューブをさらにビニールテープで巻きました。今のところ大丈夫です。たくさんありますので、いろんな電化製品に使えます。
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100均にもあるクルクル巻きつけるスパイラルチューブ

上で紹介したコルゲートチューブと同じでゴチャゴチャになったケーブルをまとめるのが本来の使い方だけど、100均やホームセンターにあって気軽に買えることもあってかじり対策として人気

コードにクルクルまきつけるだけなので簡単だけど、ちょっとめんどくさい。

このスパイラルチューブの構造上しょうがないのですが、隙間ができてしまいます。隙間なく、より丈夫にするには二重にするのがおすすめです。
カスタマーレビュー
猫が線を噛んでしまい困りきっていた時此方の口コミを読んで巻いてみたところ効果てき面でした。たまに噛もうとしてますが線に歯が届かないらしく直ぐに止めてくれるので家中のコード全てこれで保護しました
大変助かってます
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カスタマーレビュー
本来は配線の整理用のようですが、なんでも噛む犬に大事な配線を切られないように、また、また電源線を噛んだ時の犬を保護するために巻いています。以前は仮設で剥き出しで張っていたLANケーブルを切断されました。テレビの近くで断末魔のような鳴き声がしたので調べたら、テレビの電源線のペアの片側一本が噛まれていました。両側を同時に愛犬が噛んでいたら感電死していたかもしれません。
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苦さでも守る

これまで紹介してきたのは、本来、配線をまとめたり守ったりするものだったけど、これはペットフード・用品で有名なドギーマン製。
なんだけど、構造は1つめに紹介したコルゲートチューブとほとんど同じ。違うのは苦味をプラスしたところ。

唯一の売りである苦味についてamazonレビューでは「効果なし」の声が目立ってるのが切ない。
カスタマーレビュー
5ヶ月の猫で歯が痒いのかコードを噛みまくります。この商品を買うまで百均で売ってる半透明のスパイラル状になった物を使っていましたが、苦味で噛まなくなってくれたらと期待したのですが、我が家の猫には全く関係ないようです…でもまぁ見栄えも良くなりスッキリしたので、もう少し安かったら追加で買いたいかな。
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我が家は犬が2匹いるのですが、学習用サンプルを噛ませると、嫌がるどころか嬉しそうに遊び始めました。それも2匹ともですよ!!これだけ効果が無いとメーカー側も知ってて販売しているんじゃ無いかと勘ぐりたくなります。とりあえずただの配線カバーとして使っています。
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以上です。
スマホの充電器のコードやドライヤーのコードなんかだと、使ってないときは片付けることで対策できますし、テレビみたいに基本つなげっぱなしのモノならカーペットの下に隠したり、床や壁に固定するという方法があります。でも、こたつのコードはそうはいかないのでカバーをつけるのこの方法がベストだと思います。
1つめに紹介したコルゲートチューブ、2つめに紹介したスパイラルチューブはここで紹介したモノ以外に、いろんな太さのものがあるので、部屋で横たわってるいろんなコードにも試してみてください。