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アブラサスの旅行財布の特徴とオススメできる人
- コンパクトなので旅行にかぎらず気軽に普段づかいできる
- 財布をひらけばお札・小銭・カードが見渡せて内容を把握しやすい
- 「かぶせ」があるので周りの人に財布の中身をのぞかれないずセキュリティ面で安心
- 小銭入れが工夫されていて見やすく取り出しやすいので会計がスムーズにできる
- ウォレットコードをつけられるので盗難・落下を防止できる
- やわらかい国産牛革をつかってるのでながくつかうほどに手に馴染み愛着が深まる
- イギリス、フランス、ブラジル、スロベニアなど海外渡航先トップ50の紙幣に100%対応してるのでこれひとつで大丈夫
- そこそこコンパクトなのをさがしている人
- シンプルなものをさがしている人
- 町歩き用のちょっとしたモノを探してる人
- 今の財布の中身を整理して身軽になりたい人
- ちょっとかわった財布を探してる人
あと、「大金を持ち歩く人」「ひとつの財布にすべて入れて持ち歩きたい人」には旅行財布をオススメできません。
アブラサスの旅行財布をこれまでつかってきた感想
abrAsus(アブラサス)の旅行財布のネイビーをつかうようになって1357日(約4年)。はじめは「ココ気になるなぁ……」ってとこがありましたけど、今となっては佐々木健介(北斗晶の旦那)のプロポーズ「何度生まれかわっても一緒になろう!」を思い出すほど気に入っています。
ということで、まずは1357日(この記事を書いてる時点で)つかってきた現在の旅行財布の状態をみてやってください。
ちなみに完全普段づかいで、旅行のために買ったものではありません。
今の財布の状態
革がいたんで穴があいたり、ぶれたりってことはありません。縫い目がほつれたり、スナップボタンがとれたりもないですね。
- 買ったときはあざやかだった裏地の赤色が黒っぽくなった
- 革にクセがついた(のびた?)
裏地の赤色については、ずっとキレイな赤のままいけるなんて思ってなかったので問題なし。革のクセについても長年つかえば当然なのでこれも問題なしです。
これらは「劣化」ではなく、当然の「変化」だと受け取っています。この受け取りかたによっては9,900円(税込み)という価格が高く感じるかもしれません。
どんな使い方をしてるのか
使いかたとしてはいたってフツーだと思います。具体的には多いときで1日10回、普段は5回くらい開け閉めしています。
「なんでいきなり開け閉めの話!」って思った人は手あげてもらえますか。けっこういますね。そりゃそうだ。旅行財布は普通のとちょっとちがって、二つ折りするときに財布がひらかないようホックでパチッてとめるようになっています。
お金をだそうと開け閉めするたびにパチパチやるんで最初に傷むとしたらココかなーと思ったので書いておきました。
外に出るときはズボンの後ろポケットや、バッグの中にポイッと入れていってます。
中身はだいたいこんな感じ。小銭については意識してこの枚数になるようコントロールしてるというわけじゃなく、気づいたらいつもこれくらい。カードはどれも一般的なクレジットカードの厚み(0.76mm)のものです。
- 札8枚くらい
- 小銭15枚くらい
- カード10枚(合計の厚さ約7.6mm)
- 御守り1つ(厚さ約3mm)
一般的な二つ折り財布とアブラサスの旅行財布の大きさの違い
ここでは、僕が前につかってた二つ折り財布と旅行財布を比較していきます。
大きさの比較
旅行財布 | 一般的な二つ折り財布 | |
---|---|---|
二つ折りの状態 | 縦9.4cm× 横9.4cm | 縦9cm×横11cm |
ひらいた状態 | 縦9cm×横19cm | 縦9cm×横21.5cm |
厚み(二つ折りの状態) | 2cm | 2.5cm |
ちなみに、僕の場合ですけど、お金やカードなど(「中身はこんな感じ」参照)をいれると約1.5cmほど厚みがアップ。このとき、小銭はいつもどおりなにも考えずジャラッと入れた。平らになるようならしたりはせず厚みをはかりました。
ざっくりイメージしやすいように写真を撮ってみました。上の数字と下の写真にギャップを感じるかもしれませんが長年つかってきて若干形がかわってきてるということをふまえてみてくださいね。
アブラサスの旅行財布のイマイチなところ
今使ってるのがダメになってもまだまだ使いたい旅行財布ですが、トーゼン「んーここがなー」というとこがあります。こんな感じ。
- 目的のカードを出しにくい
- ホックがちゃんととまってるか不安
- 小銭へのアクセスが2アクション
- ポケットに入れるとき上下が気になる
- スキマが気になる
ほとんど意識することなく慣れでクリアできることなんですが、一応詳しく書いていきますね。
目的のカードを出しにくい
あなたの財布を見てもらうとわかるんですけど、財布のカードを入れるとこって段になってて、カードの頭が見えますよね。そのちょっと見えた部分でなんのカードかわかるっていうカラクリなんですが、旅行財布はちがいます。
旅行財布はカードポケットにまとめてドカッといれます。「え、それやったらなにがなにかわからんやん!」って声が聞こえてきそうですが安心してください。カードポケットがすこしだけ短いのでカードが一部分見えます!しかも一番前のカードだけ!↓こんな感じ。
カードポケットは2つあるので、2枚のカードの一部分がみえます。よかったー。イヤイヤイヤイヤ!「他のカードわい!」って思いますよね。
この問題への対策としては入れるカードを少なくして位置を把握するか、つかうときには、あらかじめ用意しておくくらいしか浮かんできません。
カード類はある程度減らすことができても限界がありますよね。だから場所を把握するほど減らすってのは現実的じゃない。そこであらかじめ用意することにしました。
でもこれ、よく考えたらいつもやってることなんですよね。道を歩いてていきなり知らない人に「ポイントカードお持ちですか? 」って聞かれたり、ボーッとしてて商品を手にもったままレジに行ったとこでハッと気がつきクレジットカードを出すってことないですよね。
無意識ですがカード類が必要な場面ってわかってるからあらかじめ用意してるってこと気づいてしまったところでこの問題は問題ではなくなりました。おさわがせしました。
ちなみに、僕は2つあるカードポケット、左はポイントカード、右はクレジットカード・電子マネーカード。こんな風にザックリとわけていれています。
ホックがちゃんととまってるか不安
旅行財布の小銭入れにはチャックやボタンはついていません。簡単にいうと財布の上にフタをかぶせて二つ折り状態を維持することで小銭がこぼれないようになっています。このために財布の外側にホックがついてこれをパチッととめる必要があります。
このホックをとめるのが最初はおもくそメンドーでした。いや、とめること自体はメンドーじゃないけど、「ちゃんととまってるか」が気になってしゃーないんですよね。外で小銭ぶちまけたらイヤだし。
でもえらいもんで、すぐにコツをつかんでうまくとめられるようになりました。てか、もともとホックをとめるっていうシンプルなことなのに、「小銭ぶちまけ悪夢」に飲み込まれて不安になってただけでした。
今では自分がどうやってホックをとめてるかわからないくらい無意識にやってます。ただ、最初はとまどうでしょう。
小銭へのアクセスが「2アクション」
旅行財布は①広げる、②かぶせをあけるの2アクションで小銭を取りだすことができます。これって、一般的な二つ折り財布もほぼ同じで、①広げる、②小銭入れをあけるの2アクションですよね。
これをふまえて気になるのが二つ折り財布でも小銭入れが外側についてるタイプを今つかってる人です。
こんな感じで小銭入れが外側についてるものは財布をとりだしてチャックやボタン、ガマグチをあける1アクションで小銭を取りだすことができちゃうので旅行財布をつかうことで1アクション増えることが気になるんじゃないかなーと思います。
ポケットに入れるとき、上下が気になる
ズボンのポケットに入れるとき上下が気になるんですよね。これって上下逆・横向きだからポケットの中で中身がこぼれるって話ではないんですよね。
問題はポケットからだすときの話。上下を意識せずにポケットにつっこむと、だすときにかぶせフタがポケットのなかにひっかかって、財布があいちゃうおそれがあるんですよね。勢いよく引っ張り出した日にゃーお金をバラまくかもしれません。
そう思った日から上下を気にして財布をポケット入れ、だすときは乱暴にとりださないようになってました。今では無意識にこれらをやってるみたいです。
あくまでズボンのポケットに入れるときの話なので、カバンなんかに入れるときは気にしなくて大丈夫です。
ちなみに僕は小銭をバラまいたことは一度もありませんが、奥さんに財布をあずけたときに一回バラまいたらしいです。
スキマが気になる
普段は気にならないけど、見ちゃうと気になる、このスキマ。
なんでこのスキマができるのかって言うと、かぶせをしてもカードにあたってしまいスキマなく閉じることができないんですね。こんな感じで。
で、ここから小銭がこぼれそう……となるですが、小銭がこぼれたことは一度もありません。
ただ、二つ折り状態の旅行財布をサカサマにもって、「このスキマから小銭をだしてやるぜ」と明確に意識しながらガーッとシェイクしたらこぼれるかもしれません。
と、わかっていてもこのスキマが今でもたまーに気になります。
アブラサスの旅行財布のイイトコロ
さっきは旅行財布のイマイチなところをチクチクあげてきましたが、ここからは良いところを紹介します。
- 小銭が取り出しやすいから会計がスムーズ
- 大きく開くので中身が見やすい
- コンパクトでズボンのポケット、カバンに入れやすい
- 丈夫
- シンプルなデザイン
- ウォレットコードやキーホルダーをつけられる
- カードが10枚ちょっと入る
- 長くつかうほどにドンドン手になじむ
- 9,900円(税込み)という妥当な価格
ここからはのことについて詳しく書いていきますよー。僕にとってはイイトコロでも、あなたにとってはイマイチかもしれないということをふまえて冷静かつキビシー目でみていってください。
小銭が取り出しやすいから会計がスムーズ
小銭が見やすく取り出しやすいといえばギャルソンタイプやボックスタイプがありますよね。
旅行財布はどちらのタイプでもなく、独自に小銭の見やすさ・取り出しやすさを追求しています。
具体的には、小銭入れにはマチがついていてガバッとひろげることができるので小銭を把握しやすく、取りだしやすくなっています。
ちなみにこの小銭入れ、右半分の底が真ん中にむかってナナメになっています。これは左側に小銭が集まることで見やすくなるだけじゃなく、二つに折るときに折り目部分で小銭がとまらないのでスムーズに二つ折りできるというメリットがあります。
大きく開くので中身が見やすい
上でも書きましたけど、ガバッとひらくので小銭だけじゃなく、お札やカードなど全体がみやすくなってます。小銭は小銭、お札はお札と個別にみる必要がなく、財布の中身全体を一気にみることができるのは他の財布にない良いところです。
まぁまぁコンパクト
「一般的な二つ折り財布との大きさの違い」でも紹介したように、一般的なものより少しコンパクト。折った状態は一般的なものはすこし長方形なのに対して、旅行財布は正方形で厚みも薄くなっています。
「薄くなっています」っていっても、0.5mmほど。この小さな差がコンパクトだと感じることに大きな効果を生んでるように感じるってのは言いすぎか。
ちなみに、本格的にコンパクトな財布だと、旅行財布と同じabrAsusで「薄い財布」や「小さい財布」かあります。
丈夫
たまにムシャクシャして、アスファルトに財布を投げ出し、ギッタギタにふみつけたりしないかぎり1年でダメになることはないはずです。僕は約4年つかってきましたが、革がやぶれたり、糸がほつれたり、ホックがとれたり一切ありません。といっても使い方は人それぞれなんで参考程度に聞いといてください。
シンプル
旅行財布はとにかくシンプル。まず、金具について言うと二つ折り状態を維持するための「ホック」とウォレットコードやキーホルダーつける「穴」にしか使われていません。装飾ではなく機能としてついてるだけなので目立ちません。
刻印について。「abrAsus」のロゴがひかえめに刻印されています。シンプルでムダのないものが好きな人にとっては「イイトコロ」なんじゃないでしょうか。
あとは、ステッチ(縫い目)。一枚革を折りたたんだだけのようにも見えるシンプルなデザインに気持ちよく映えます。
ただ、これは僕が選んだ「ネイビー」のステッチがコントラスト高めの「ホワイト」だからってのがあるんですよね。下の画像をみてもらったらわかるのですが、チョコ、キャメル、チリレッドのステッチの色は本体と違う色なんですけどネイビーほど目立たなくなっています。
ちなみにブラックはステッチもブラックです。
ウォレットコードやキーホルダーをつけられる
「旅行財布」という名前のとおり、旅行でも安全につかってもらうためにということでウォレットコードをつける穴があいています。ズボンのベルトループと財布をつなげてるアレがつけられるってことですね。
僕はココにキーホルダーをつけています。旅行財布自体シンプルなデザインなのでいろんなキーホルダーが似合うはずです。どんなのをつけようかワクワクしちゃいますね。え?それはない?またまたー。
カードが10枚ちょっと入る
『「旅行財布 abrAsus」のよくある質問』によると、2つあるカードケースにはそれぞれ8~10枚くらいのカード類が入るとされています。でも折りたたんだときの厚みや、旅行先での安全性を考えたらカードは少ないのがオススメなんだって。
多少財布が厚くなるのはしょうがないし、旅行でつかうワケじゃないってことでは、僕はメンドーなことを一切考えず欲望のまま全部で10枚入れてます。中身はポイントカード6枚、クレジットカード2枚、電子マネーカード2枚です。
あれ?自分では多いと思ってたけど「よくある質問」の回答からするとまだ少ないほうか。でもこれくらいがイイような気がする。
ちなみに旅行財布をつかうようになったときに約25枚の中からカード選抜をおこない、今のメンバーになりました。
財布を厚くするのはカード類の枚数が大きく影響します。薄くてコンパクトにつかうにはあるていどの覚悟が必要になります。
長くつかうほどにドンドン手なじむ
長年つかうほどに手に馴染む感じがあります。これはもともとコンパクトなうえに、やわらかい革をつかってるからじゃないかなーと思っています。
「やわらかい革?」と思った人もいると思いますが、旅行財布の公式ページにこんな風に書かれています。
シワ加工を施した国産牛革を使用している「旅行財布」は柔らかく、手に吸い付くようななめらかな触感を持ち、使うたびに味わいが深まります。
旅行財布のページ(公式)
これは大げさではなくそのとおりだと感じています。つかうたびに味わいが深まるだけでなく、愛着も深まります。
ただ、かたくてシッカリした革がいいって人にとってやわらかい革はデメリットですよね。そういう人は旅行財布はやめときましょう。
9,900円(税込み)という妥当な価格
「安い」とは思いませんが、「妥当」、もうちょいくだけると「こんなもんでしょ」といった感じ。ここまで読んでもらって、一般的な二つ折り財布とはちょっとちがうことをわかってもらえたと思います。
この「ちょっとちがう」部分をどう受けとるかで価格の感じかたもかわってくるんじゃないでしょうか。
たとえば、革の質感、コンパクトでシンプルなデザイン、中身の一覧性、小銭の取りだしやすさ、人の視線をさえぎる「かぶせ」、安全性を考えてのウォレットコードをつける穴などをどう考えるかによると思うんですよね。
僕が買うときに考えたのは、「ちょっとちがう」部分をどれも好意的にうけとれたことと、「ほかに同じようなのがないから比べられない」ということで妥当な価格だと判断しました。
1357日つかってきての感想をふまえると、もはや「安い」「高い」じゃなくてただ「いい買い物をした」という感じです。
アブラサスの旅行財布を買うまでの道のり
ここまでは1357日つかってきての感想を書いてきました。ここからはすこし時間を巻きもどして「なんで旅行財布を買うことにしたのか」について書いていこうとおもいます。
どんな財布を求めてたのか
旅行財布のまえにつかってた二つ折り財布の小銭入れの内側の生地がやぶれて、そこに小銭が入りこんじゃうので新しいのを探すことにしました。
新しい財布を考えたときに一番に浮かんだのが「小銭の見やすさ、取りだしやすさ」でした。これは前につかってた財布の小銭入れがたまたまつかいやすかったことと、なるべく買い物のレジをスムーズにすませたいという考えが影響しています。
ネットでいろいろみた結果、候補にあがっのはこれ
- ギャルソンタイプの長財布
- abrAsusの「薄い財布」
- エムピウ「ミッレフォッリエ Ⅱ P25」
なんでこれらを選ばなかったのか理由を書いていきますね。
ギャルソンタイプの長財布
「コレ!」というところまで絞りこんだワケではないのですが、このときはじめて「ギャルソンタイプ」を知って興奮気味に調べたのをうっすらおぼえています。
僕みたいに「ギャルソンタイプ」知らない人のためにカンタンな説明をすると、欧米のレストランではレジじゃなくてテーブルにウェイターがやってきて会計をすませます。このときすこしでもスムーズにおつりを渡せるように小銭入れがつかいやすくなってるものを「ギャルソンタイプ」というようです。
コレ、「小銭の見やすさと取りだしやすさ」という条件にピッタリ!な・の・で・す・がー、長財布なんですよね。今まで長財布つかったことなかったのと、イイナと思ったものが予定してた20,000円を超えちゃうので諦めました。いつかはつかってみたいと今でも思っています。
エムピウ「ミッレフォッリエ Ⅱ P25」
これはまずデザインが気に入って候補にあがりました。調べてみると小銭入れがボックス型でこりゃまたいい。このタイプはつかったことないけど「小銭の見やすさと取りだしやすさ」を満たしてくれそう。質感もいいなーと気に入りまくりでした。
でも一応つかってる人の感想がみたいなってことでいろいろみてまわると「お札が入れにくい」とのこと。あとズボンの後ろポケットにいれるには厚すぎるような気がしてきた。見た目はすごく好きなんだけどなー。
と思いながらまたいろいろみてたら次のを発見。
abrAsusの「薄い財布」
旅行財布とおなじ「abrAsus」の「薄い財布」です。このときはまだ旅行財布を知らない状態。
「小銭の見やすさと取りだしやすさ」という条件にあてはまらないけど、なんだろ、「突き詰めた感」に強くひかれた感じでしょうか。とにかくよくわかんないけど「イイ!」ってなったんですよね。
冷静に考えると薄さはそんなに求めてないし、その求めていない薄さのために使いかたが制限されそうな気がしたので今回はやめました。そもそも、最初に書いた「小銭の見やすさと取りだしやすさ」という条件はみたしていませんでした。
ただこの「abrAsus」というブランドが気になりだしサイトをみてると他にも財布があるとしる。その中からみつけたのが旅行財布でした。
なぜ旅行財布に決めたのか
こんな流れの中、最終的に旅行財布に決めたんですけど、それは何が決め手だったんだろう。んー。
まずは「ブランド」かな。まったく知らないブランドだったけど、旅行財布のページにある動画をみてたら「旅行財布がほしい!」じゃなくて「ここの製品をつかいたい!」と思っちゃったんですよね。
この動画の中でデザイナーがこういってるんです。
いつも心がけているのは割り切るということ。本当に必要なものは必要とし、犠牲にするところは犠牲にする
abrAsusができるまで デザイナーの知恵×職人の技
財布について具体的なことを言ってるわけではないんですけど、「必要不必要問答無用機能特盛電化製品」世代としてはこういう「割り切り」と「犠牲」という考えが強くひびいたんですよね。
旅行財布のページや動画でみた「自分が本当に使いたいものをつくる」「最高品質」「熟練の職人」「次世代のスタンダード」なんかの言葉はいっさいひびかなかったのに。
Apple製品にたいしてもってる思想への共感に似た感じかもしれせん。
あと、職人さんがが可能な限り修理してくれるという「リペアセンター」の存在もプラスに働きました。もちろんお金がかかりますけど修理してもらって長くつかえるってステキやん。
僕は気に入ったものはずーっとつかいたいのでこういうのはほんとうれしい。長くつかえることを担保されたような気持ちになって安心しちゃいました。
ちょっとブランドに対する思いが長くなってしまいましたけど、もちろん旅行財布自体もすごく気に入りました。
旅行財布に決めた理由としては
- 小銭入れが見やすくて取りだしやすそう
- コンパクトと実用性のバランスがいいように感じた
- 気がねなく普段づかいできそう
一応それらしい理由をならべましたけど、この3つの理由より「abrAsusの製品をつかいたい」が上回ってたと思います。合理的な判断ではないかもしれませんが、ブランドへの信頼があついほど所有欲がみたされるような気がします。
ちなみに「abrAsus」はラテン語で「削り取る」って意味らしいです
そんなこんなで買おういうことになり、あとは「何色にするか」だったのですが、これはあっさり「ネイビー」でした。内側の巣鴨的な赤い生地と、白いステッチがかわいかったのが理由です。
僕が買ったときはネイビー、チョコ、キャメルの3色しかなかったんですけど、今はチリレッド、ブラックの2色が追加されたんですね。ブラックいいなー。
アブラサスの旅行財布が届いたら最初にやること
旅行財布のページ(公式)にも書かれていますが、他の財布にはない独特な儀式があるのでココでもふれておきますね。
旅行財布は二つ折りでつかうのが本来の使いかたです。でも届いた箱をあけると二つに折られてない長財布みたいな状態でおさまっています。
この長財布状態の旅行財布をあなたが二つ折りにする。これが届いたら最初にやる儀式です。
詳しくは届いた箱にはいった説明書に書かれています。あと、旅行財布のページにある「「旅行財布」が、お手元に届いたら」でもみることができます。
僕はこの儀式、ちょっと緊張しながらやったのをおぼえています。「これからコイツをつかっていくんか〜」という気持ちにもなりました。そういう気持ちにさせる演出なんでしょうか。
アブラサスの旅行財布を実際に見て触れる実店舗
「実物を見たい!さわりたい!」という声に応える店舗があります。が、東京都港区の1店舗だけ。大阪に住んで僕からしたら嫉妬しかありません。
しかもいつもやってるわけじゃなく週に2〜3回、3〜4時間だけの営業となってます。abrAsusを展開するSUPER CLASSICの全商品・全カラーがそろっているので機会があれば是非。
詳しい営業日と時間はSUPER CLASSIC(公式)で確認してくださいね。
〒107-0062
東京都港区南青山3-9-5
WISMA-1ビル 2階
TEL : 03-6418-9660
交通:
東京メトロ 表参道駅 A4出口より徒歩6分
外苑前駅 A1出口より徒歩9分
アブラサスの旅行財布を買うとしたらどこで買うのがお得か
僕はSUPER CLASSIC[公式ストア]で買いました。理由はただひとつ「なーんも考えてなかった」からです。もうちょい冷静に考えて買えばよかったって今となっては思っています。あなたには後悔してほくないということで「どこで買うとお得か」を調べてみたので参考にしてください。
公式ストア、楽天市場、YAHOO!ショッピング、amazon、どこもおんなじで
価格 9,900円(税込み)
送料540円(沖縄は1,080円)
合計 10,440円(沖縄は10,980円)
「じゃぁどこでもいっか」ってなると思いますがチョット待ってください。どこで買うかによってポイントがちがってきますのですこしでもお得に買いたいという人は参考にしてください。おっと、amazonではポイントがつきません。
ちなみに、楽天市場やYAHOO!ショッピングだと「必殺!カードつくっときの特典!(勝手に命名)」で大幅に安く買えることがあります。
- カードをつくることによる特典、もらえるポイントなどは2017年8月30日時点のものなので、今はちがってるかもしれません。特典やポイントについては必ず確認するようにしてください。
SUPER CLASSIC[公式ストア]
ポイント:458ポイント
公式ストアのみでつかえるポイントなので、旅行財布のほかに興味のあるモノがあって買おうかなーと思ってる人にはお得なポイントです。
楽天市場
ポイント:99ポイント
「必殺!カードつくっときの特典!」で安く買える(2017年8月30日現在)
楽天カードをつくることで旅行財布を4,900円で買うことができます。
楽天カードの入会特典として5,000ポイント(1ポイント=1円相当)がもらえます。これをつかって旅行財布を買うと9,900円−5,000ポイント=4,900円ということになります。
YAHOO!ショッピング
ポイント:99ポイント
「必殺!カードつくっときの特典!」で安く買える(2017年8月30日現在)
Yahoo!JAPANカードをつくることで旅行財布を4,900円で買うことができます。
Yahoo!JAPANカードの入会特典として5,000ポイント(1ポイント=1円相当)がもらえる。これをつかって旅行財布を買うと9,900円−5,000ポイント=4,900円になる。
この他、通常だと99ポイントしかもらえないポイントが、最大で990ポイント(通常の10倍)もらえる場合もあります。
amazon
ポイント:なし
ポイントはつかないけどamazonでみてみる
メルカリ
「新品じゃなくてもいいよ」って人はフリマアプリ「メルカリ」で探してみるなんてどうでしょうか。あくまで目安ですが、2,000〜6,000円くらいで売られてるようです。
アブラサスの旅行財布のレビューまとめ
旅行財布を買うまえからいろんな財布を見てて気づいたのが「コンパクトで大容量なんてものはない」ってこと。あたりまえなんですけど、そんなこと忘れて財布をさがしてました。
これに気づいてからabrAsusの「割り切り」と「犠牲」の精神にふれたのは、買う動機として大きかったように思えます。
旅行財布で一番気に入ってるところは、
「コンパクトと実用性のちょうど中間」この感じです。中傷的で参考にならないですが。
このレビューがあなたの役に立つことを願っています。
- いいところばかりではないけど、慣れが解決したり、実質的には問題なかったりする
- 大きくひらくので中身がみやすく、取り出し・受け取りがスムーズ
- まぁまぁコンパクトなので旅行だけじゃなく、普段づかいにも向いている
- かぶせがあるので周りの人からのぞかれる心配がない
- 穴があるので、お気に入りのウォレットコードやキーホルダーをつけられる
- シンプルなデザイン
- カード類は10枚くらい入る
- やわらかい国産牛革をつかってるので、つかうほど手になじんでくる
- いろんな候補の中から旅行財布を選択
- どこでかっても価格と送料は同じ。もらえるポイントには差がある。
- 修理してもらえるのでこわれても長くつかえる(修理は有料です)