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ソフトパックティッシュとは、ポケットティッシュのようなもの
最近、チラシや店頭で安く売られてるのを目にすることが増えたソフトパックティッシュ。簡単に言ってしまうと、デカいポケットティッシュ。紙箱ではなく、フィルム包装になっていて、ミシン目を指でムチムチっとひらいて使います。
原材料や製造コスト、輸送費までもが高騰。特価の箱ティッシュが、思わず『特価』の意味をググりたくなるくらい安くなくなったころに、さりげなく登場したのがソフトパックティッシュでした。たしか最初にみたのはコーナン(ホームセンター)のチラシ。
箱ティッシュが150組 5箱パックで238円のところ、ソフトパックティッシュは同じ量で158円くらい。これぞチラシにのってデカイ顔をしていい価格です。
箱ティッシュの価格がかわいくない今、これだけ安くできるのは紙箱じゃなくてフィルムを使ってることと、コンパクトになることで輸送費を抑えることに成功したからなんじゃないかと考えています。
次は箱ティッシュとソフトパックティッシュ、2つの違いについてです。
箱ティッシュとの違いは『フィルム包装』と『ミシン目をミチミチ』
箱ティッシュとの違いはこの2点。
- 紙箱じゃなくてフィルム包装
- 開け方がペリペリじゃなくてミチミチ
この2つの違いを簡単に理解するコツは『ソフトパックティッシュはポケットティッシュのデカイやつ』だと考えることです。
箱ティッシュは厚紙でできた箱に入ってますが、ソフトパックティッシュはポケットティッシュと同じ、ポリプロピレンをつかったフィルムに入っています。
開け方にも違いがあります。箱ティッシュはミシン目にそって取り出し口をふさいだ紙をペリペリはがしていきます。ソフトパックティッシュはポケットティッシュと同じで中央にまっすぐ入ったミシン目をさくようにミチミチと開いていきます。
次はソフトパックティッシュの使い方について。
使い方はいつもどおりモヒカンをひっぱるだけ
使い方は箱ティッシュと同じ。待機してるモヒカンみたいなティッシュを指でつまんで引き出します。
ソフトパックティッシュは、その見た目からかなり軽そうにみえるので、指でつまんでひっぱったら本体ごとついてきそうですが、自らの重みでちゃんとふんばってくれます。
ということで、使い方に違いはありません。いつものように指でつまんでスッと引き出してください。
次はソフトパックティッシュのサイズについて。箱ティッシュとどれくらい違うんでしょうか。
サイズは比較的小さめ
サイズはソフトパックティッシュだからといって特別小さくありません。有名な『ネピネピ』と比べると少し小さいくらい。といっても、箱ティッシュにも、ソフトパックティッシュにもいろんなサイズがあるので、ティッシュの裏面に書かれたサイズを確認してみてください。
次はソフトパックティッシュのメリットです。
コンパクト
コンパクトなので、まとめ買いしても一般的な箱ティッシュよりも置き場所に困らない。カバンにも入るサイズなので、普段使いだけじゃなく旅行にも持っていきやすい。紙の箱に入ってないぶん軽いですしね。
箱ティッシュと違い、やわらかいソフトパックティッシュは、使えば使うほどコンパクトになっていくというメリットもあります。
コンパクトなだけじゃなく、フィルム包装なので厚紙でできた箱ティッシュよりやわらかく、車の助手席の前にある車検証が入ってるパカッってやるところに入りやすいようです。
ちなみにあのパカッってするところ、『グローブボックス』っていうって知ってました?私はダッシュボードだと思ってました。昔は車がよく故障してたので、修理するためにつかう手袋(グローブ)を入れてたことからこんな名前らしいです。
ということで次のメリットは処分のしやすさ。
処分しやすい
箱ティッシュは使い終わったあとに箱をつぶす必要がありますが、ソフトパックティッシュは袋にティッシュが入ってるだけなんでつぶす必要がなく、袋をクシュクシュっとするだけ。かなりコンパクトになります。
次のメリットは価格について。
安い
箱ティッシュはチラシにのってるものでも150組×5箱で238円(税抜き)しますが、ソフトパックティッシュなら158円(税抜き)ほど。
安いかどうかを判断する目安としては組数(例えば150組)に近いほど安いって考えてもらったらいいと思います。
150組×5箱セットのものなら『150組』ってとこに注目してもらい、150円あたりなら安いって感じです。
まだあるソフトパックティッシュのメリット。次はキッチンでの使いやすさ。
水に強い
箱ティッシュは紙でできてるので水に弱いんですけど、ソフトパックティッシュはフィルム包装。フィルムはプラスチックの一種であるポリプロピレン(PP)でできてるので、水がかかったとしても染み込んだりすることがありません。
水に強いので、水をつかうキッチンでも何も気にせずつかうことができます。
ここまでメリットを並べてきましけど、次はソフトパックティッシュのデメリットについて。
紙質は硬め
これまで、3種類のソフトパックティッシュしか使ったことがありませんが、有名な『エリエール』なんかと比べると3種類とも硬め。鼻の調子が悪いときに何回もつかったら鼻がヒリヒリしてくるだろうな、と感じるほどでした。
ソフトパックティッシュは節約意識が高い人に向けてつくられた製品だと思ってるので、少しでも安くするために紙質については妥協したのかなと。もちろんすべてのソフトパックティッシュがそうだってことではありません。
ということで、鼻をかむ、みたいな肌にふれるものはやわからめのモノを。どこかをふいたりするのにはソフトパックティッシュ、みたいに使い分けるのがおすすめです。
次のデメリットは『開けにくさ』について。
開けにくい
ポケットティッシュのデカいバージョンなだけあって、開け方もポケットティッシュと同じでミシン目をさくようにあけていくのですが、これがなんとも開きにくい。
すべてのポケットティッシュがそうだとは言いませんが、私がこれまでつかった3種類すべてが開きにくかったです。いまのところコツを見つけることもできず、がんばって格闘して開けています。
次のデメリットは私個人としては気にならないのですが、気になる人も多いデザインについて。
見た目がちょっと
私は気にしたことなかったのですが、見た目が安っぽくてちょっと、という人がわりといます。
私の友達も、ソフトパックティッシュは安くていいけど、見た目がイマイチだからって理由でティッシュケースに入れてつかっています。
すべてのソフトパックティッシュがイマイチなわけじゃありませんが、チラシにのっている安いものは、シンプルにもなりきれず、かと言ってかわいくもなりきれない中途半端なデザインが多いので、ソフトパックティッシュの見た目が気になる人はティッシュケース案を検討してみてください。
例えばこんなの。
今のままの箱ティッシュをつかってもできる節約
ソフトパックティッシュのことはわかったけど、やっぱり今までのを使い続けたいって人はこちらの節約方法はどうでしょう。
ごはんを食べたあとに口をふいたり、ちょっとした汚れをふくのにまるまる一枚分もいりますか?
ティッシュってこちらの意思は完全無視で、事務的にいつものサイズで出てくるからなんの疑問も持たずにそのままつかっていますが、半分のサイズでもけっこういけちゃうんです。
箱ティッシュを真っ二つにして、半分のサイズでムダなくつかう方法が動画で紹介されてるので、よかったら参考にしてください。