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洗いやすい電気ケトルに重要なこと
洗いやすいのに重要なのは
- フタがはずせる
- 水を入れる口が広い
この2つ。
理由はスポンジをもった手が入りやすいようにこれだけです。スポンジをもった手が入ってしまえば隅々まで直接洗うことができますよね。
口が広ければフタがはずせなくても手をつっこめるモノもあるもありますけど、フタが開く角度ってバラバラなんですよね。炊飯器くらいひらいてくれたら手を入れやすくていいですけど、そこまで開くとも限りません。
それじゃーどうしようもないので、口が広いだけじゃなく、フタがはずせることも重要になってきます。
ということで
- フタがはずせる
- 水を入れる口が広い
この条件を満たした洗いやすい電気ケトルを紹介していくので、あとは価格や機能、デザインなどから、お気に入りの一品を探してみてください。
速くて安全、これなら後悔なし
- そもそも汚れがつきにくい
- 安全性が高い
- 業界最速
- 水位窓なし
炊飯器や電気ポット、ホットプレートなど食に関連する電化製品で有名なタイガー魔法瓶の電子ケトル。
沸騰までの時間、カップ1杯分(140ml)を約45秒、満水(800ml)を約4分は業界最速。
外から中身が見える水位窓は必要ないって人はこれでいいんじゃないでしょうか。理由は、「これ買っといたら後悔ないやろ」と思わせてくれるほど豊富な機能。7,000円台とちょっとお高いですけどね。(現在の価格を確認する)
内側がフッ素加工されてるので『洗いやすい』以前に『そもそも汚れにくい』。フッ素加工されてる電気ケトルは多くないんですけど、次に紹介する象印なんかもこれです。
一番こだわりを感じるのが安全性。倒れてもお湯がこぼれにくくなってるので子どもやネコがあやまって倒してもヤケドすることなく安全。沸騰すれば自動で電源がオフになりますし、空焚きも防止してくれます。高齢者にも安心してつかってもらえますね。
これらの安心と安全へのこだわりを製品設計に活かしたことが評価されてキッズデザイン賞を受賞しています。
価格だけで考えると7,000円台と安くはありませんが、安心・安全にこだわった製品なので、その価値はあります。
ドバドバでるタイプではないので、コーヒーを淹れるのにもおすすめです。
カスタマーレビュー
タイガーの同じような電気ケトルを8年くらい使っていましたが、とうとう壊れてしまい、朝の必需品なので慌てて買い換えました。
ティファールにするか、もっと大きい1L以上のタイプにするか迷いましたが、蒸気レス、蓋のロック、中がステンレス、ちょっと保温できる、のが決め手で、これにしました。
見た目も大きさもほとんど変わりませんが、お湯が沸くのがめっちゃ早い、蒸気が全くでない、音がとても静か、なことにびっくりしました。
0.8Lですが、朝からインスタントコーヒー2人分にはちょうどいいです。
買い換えて良かったです。
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容量 | 800ml |
沸騰までの時間 | ップ1杯分(140ml)を約45秒 満水で約4分 |
本体重量 | 約1.03kg |
本体サイズ(約) | 幅14.8×奥行22.6×高さ21.5cm |
電源コード | 1.3m |
蒸気レス | ◯ |
内容器フッ素加工 | ◯ |
転倒時漏れ防止 | ◯ |
沸騰後自動オフ | ◯ |
空焚き防止 | ◯ |
水位窓 | ✕ |
保温機能がほしいひとー!
- 汚れにくい
- 保温機能
- 安全性が高い
- 水位窓なし
炊飯器や電気ポットで有名な『象印』の電気ケトル。タイガーとよく比較されてますよね。
内側にフッ素加工がされていて、そもそも汚れにくいのと、中身が外からみえる水位窓はないけど機能が豊富という点が上で紹介したタイガーと似てるのですが
- 沸騰までの時間が長い
- 保温機能がついてる
という違いがあります。ひとつずつ解説していきますね。
まずは、沸騰までの時間が長い問題。カップ1杯分(140ml)を沸騰させるまでにかかる時間は最初に紹介したタイガーのは約45秒のところ、今紹介してる象印のは約65秒もかかります。と言っても、比較するのが業界最速といわれてるタイガーのやつなので、象印のが特別遅いってワケじゃありません。気にならない人は無視してください。
保温機能について。沸騰後は自動で電源オフになるのが多いのですが、この製品は沸騰したら自動で保温(90℃)に切り替わり、1時間経つと電源が切れるという動きをします。2杯目のコーヒーや、家族によってつかう時間にズレがあっても対応できるってところが保温機能のメリットです。
上で紹介したタイガーと同じで、安全性にこだわっているので、蒸気レス、転倒時漏れ防止、空焚き防止機能がついてます。子どもやペットがいるおウチや高齢者の方でも安心して毎日つかうことができます。
あと、この製品の容量は1L。これだけあればカップ麺2つ分のお湯を余裕で沸かすことができるので2人暮らしの人にはちょうどいいかもしれませんね。
電源コードが1.5mと比較的長いのも◯
カスタマーレビュー
めっちゃいいです。まず何が良いかというと、沸くのが早いし、保温性が高いところです。
朝ご飯を食べるときや餃子を沢山焼くときに特に重宝します。
倒しても水は漏れないですが、注ぐ時にかなり勢いよく出るときがあり、注ぎ口のレバーを閉じても少量ですがバッと出るときがあります。
保温機能もありますが、使わなくてもある程度保温していてくれます。水蒸気が出ないので、3段ボックスみたいな棚の中で使うこともできますし、火傷の心配もなさそうです。
1リットルは多いかな?と思ってましたが、ちょうど良いです。
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容量 | 1L |
沸騰までの時間 | カップ1杯分(140ml)を約65秒 |
本体重量 | 1.3kg |
本体サイズ | 幅23×奥行14.5×高さ24.5㎝ |
電源コード | 1.5m |
蒸気レス | ◯ |
内容器フッ素加工 | ◯ |
転倒時漏れ防止 | ◯ |
沸騰後自動オフ | △ (1時間保温) |
空焚き防止 | ◯ |
水位窓 | ✕ |
中だけじゃなく、外も洗える。とにかくスッキリしたいあなたに
- ジャブジャブ洗える
- 外側に抗菌素材
- 安全面はイマイチ
- 水位窓あり
「電気ケトルといえば?」のあとに続くメーカーといえばこれ、ってくらい定番メーカーのティファールです。
最大の特徴は丸洗いできること。こんなの他にないんじゃないでしょうか。
『ウォッシャブル』という名がついてるだけあって、マグカップをバシャバシャ洗うように、何も気にすることなく丸洗いできちゃいます。もちろん洗剤をつかうのもオッケーで清潔に保つことができます。
それにAg+(銀イオン)配合の抗菌素材が外側につかわれているので、細菌による臭いや着色も防いでくれます。もはや爽快感しかありません。
ちなみに丸洗いできるのは電気ケトル本体のみで、台座はできないので気をつけてくださいね。ダメですよ、ジャブジャブしちゃ。
ここまで紹介してきたタイガー・象印のと違い、水位窓があるので、フタをあけなくても中身がわかります。いつも決まった量しかつかわないならいらないんでしょうけど、無いよりはあったほうが便利ですよね。
これだけ気持ちよくつかえるウォッシャブルですが、安全面では上で紹介した象印とタイガーの2製品ほど配慮されていません。
蒸気はふつうにでますし、倒してしまったときの漏れ防止もないので、小さい子どもがいるウチや、猫と暮らしてるウチ、高齢者の方には向いてないかもしれませんね。
とにかく納得いくまで洗いたい人向けです。
カスタマーレビュー
理想とおりの、洗える電気ケトルに満足しています!!衛生的にも安心ですし手間はかかっても、嬉しい商品ですm(_ _)m
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容量 | 800ml |
沸騰までの時間 | カップ1杯分(140ml)を約54秒 |
本体重量 | 885g |
本体サイズ | W22.0×H20.5×D15.5cm |
電源コード | 1.3m |
蒸気レス | ✕ |
内容器フッ素加工 | ✕ |
転倒時漏れ防止 | ✕ |
沸騰後自動オフ | ◯ |
空焚き防止 | ◯ |
水位窓 | ◯ |
比較的安くてシンプルデザイン。安全面はそこそこでいい、そんなあなた向け
- 水位窓なし
- シンプルデザインが人気
- 3,000円台
これまで紹介してきたのは、どれも7,000円台の高級機種。といっても、ただ値段が高いだけじゃなくて、安心・安全にこだわった高機能だったり、丸洗いができる唯一無二の存在だったりと、その値段にちゃんと理由があります。
でも「そこまでエエのはいらん!もうちょい安いのない?」って人にはこのあたりがいいんじゃないでしょうか。なんてったって『ティファール』ですからね。しかも3,000円くらい(現在の価格を確認する)で買えちゃいます。
水位窓がないので、フタをあけて中をみないとどれくらい入ってるかわかりません。でも、ふだんから決まった量しかつかわないって人には水位窓が必要ないですし、そのほうがかえってデザイン的にスッキリしていいや、ってこともありますよね。
実際にamazonのレビューを読んでると、このシンプルでスッキリしたデザインが気に入って購入したという人よく目にします。ちなみにオンライン限定デザインです。
安全面については、高級機種にしか付いてない蒸気レス機能がないのはしゃーないとして、できれば欲しい『転倒時漏れ防止機能』が付いてません。子どもやペットがいるおウチ、高齢者の方に、という場合は避けたほうがいいでしょう。
ここまで読んで「転倒時漏れ防止機能がついてて、水位窓もあって、安いのないの?」って思っちゃいますよね。当然です。でも、そんな都合のいいのなんてあるわけない。いや、あるんです。次のをどうぞ。
カスタマーレビュー
黒でシンプルなものを探していたのでこちらを購入できてとても満足です。水がどのくらい入っているかは蓋を開けないと分からないのでそこが気にならない人にはおすすめです。サイズもちょうど良いですし、見た目もオシャレなので、星5つ。
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容量 | 800ml |
沸騰までの時間 | カップ1杯分(140ml)を約60秒 |
本体重量 | 750g |
本体サイズ | 幅16×奥行22×高さ19cm |
電源コード | 1.3m |
蒸気レス | ✕ |
内容器フッ素加工 | ✕ |
転倒時漏れ防止 | ✕ |
沸騰後自動オフ | ◯ |
空焚き防止 | ◯ |
水位窓 | ✕ |
安いわりに必要な機能を備えたコスパNo.1
- ティファールから乗り換えが目立つ
- 超落としどころ
- 沸騰までの時間は長め
上で紹介したオンライン限定デザインのティファールをみて、同じ価格帯でもうちょっと機能が充実したのがほしい。そんなあなたの受け皿になってくれるのがsiroca(シロカ)の電気ケトルです。
「機能が充実」と言っても、最初の方で紹介したタイガーや象印ほど機能満載じゃないし、高級感は感じられないかもしれません。でも、使う人のことをしっかり考えて、本当に必要な機能にしぼりコストを抑えたバランス型まじめ製品って感じです。
蒸気レス・内側フッ素加工はありませんが、転倒してもこぼれにくくなってますし、沸騰したら自動で電源が切れて、空焚きも防止してくれます。あと水位窓がついてるので外から中がみえるのもいい。
1秒でもはやく沸騰させたいって人にはおすすめできません。タイガーの電気ケトルが満水状態から約4分のところ、sirocaの電気ケトルは約5分30秒、1分30秒も余計に時間がかかってしまいます。価格も倍くらい違うので当然っちゃー当然なんですけどね。
ちなみにティファールから乗り換えて「これで十分だった」という話をよく目にします。
最後にメーカーについて。siroca(シロカ)って聞いたことないって人にとっては不安でしかないと思うので簡単に解説。
有名ではないので、中国かどっかのメーカーと勘違いされることが多いですけど、知る人ぞ知る日本の家電メーカー。ビックカメラやヨドバシなどの家電量販店だけじゃなく、高島屋や大丸松坂屋などの大手百貨店などで取り扱われてるので、知らないうちに目にしてるかもしれません。全自動コーヒーメーカーやホームベーカリーが有名です。
カスタマーレビュー
今までティファールと象印しか使ったことがありませんでしたが、全然見劣りしないですね。沸かすときの音も静かですし、蓋も全部外せる、さらにロックもかけられる、しかも見た目もかわいい、と言うことなしです。
保温機能がついていないので、その機能を別に求めていないひとにはかなりおすすめです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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容量 | 800ml |
沸騰までの時間 | 満水(800ml)を約5分30秒 |
本体重量 | 850g |
本体サイズ | 幅21×奥行15.5×高さ16.5cm |
電源コード | 1.2m |
蒸気レス | ✕ |
内容器フッ素加工 | ✕ |
転倒時漏れ防止 | ◯ |
沸騰後自動オフ | ◯ |
空焚き防止 | ◯ |
水位窓 | ◯ |
機能を比較しよう
読んでてよくわかんなくなってきたと思うので、ここにある表を見て頭の中を整理しましょう。
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タイガー わく子 PCH-G080-KP | 象印 CK-AW10-TM | ティファール ウォッシャブル | ティファール オンライン限定デザイン | siroca SEK-208 | |
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蒸気レス | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ |
フッ素加工 | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ |
転倒時漏れ防止 | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ |
沸騰後自動オフ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
空焚き防止 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
水位窓 | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ | ◯ |
洗いやすい電気ケトルの選び方と、おすすめ電気ケトルは以上です。
いろいろ見たけど決められないって人へ。
ざっくりとですが、安全面や使い勝手、ブランド的にも安心できるものを、と考える人はタイガーのものを。実用的でコスパの高いものを、と考える人はsirocaのものを検討してみてください。