ちなみにしつこいほど下調べした結果、手元スピーカーではなく、テレビの横に設置してつかうスピーカー「ミライスピーカー ホーム」を父にプレゼントしました。そのことについて書いてるところまでジャンプする。
このページの内容
高齢者向けテレビ用手元スピーカー、こうやって選びました
「高齢者向け」とうたわれた手元スピーカーがあるワケじゃないので、自分なりに高齢者の父にとって使いやすそうなものを考えてみました。
理想は「いつもと同じ使い方で音だけ聴こえやすく」。でも、そうもいかないので、現実的かつ具体的に考えた自分なりの選び方はこんな感じです。
ポイントは4つ。
簡単接続
ほとんどの手元スピーカーは送信機とスピーカーがセットになっていて、テレビとつないだ送信機からスピーカーにテレビの音声を飛ばすという仕組みになっています。

こういう仕組みなんで送信機とテレビの接続についてはあきらめてますけど、送信機とスピーカーの接続についてはできるだけ簡単なものを選びたいんですよね。
接続が難しく、準備段階で心が折れるだけならいいけど、使わないまま押入れに片付けられて、母が父の大音量ハラスメントが続き、僕の電話がなる。これはなんとしても避けたい。
そこで「高齢の父が自分でできるくらい簡単」なものを選びたい。
何が簡単なのかわからなかったけど、とりあえず「Bluetooth」だけは避けることにした。
父にとって「Bluetooth」はどこの国かも特定できないレベルの外国語だろうし、Bluetoothの設定方法を覚えなくちゃいけない状況をつくること自体が虐待なんじゃないかとさえ思えてきた。
あと、接続とは関係ないんだけど、Bluetoothは音がズレることで有名。音楽を聴くだけなら気になることはないと思いますが、テレビだと唇の動きと声がズレるから違和感がえげつないことになります。いっこく堂の「声が…遅れて…聴こえて…くるよ」状態とかありえないでしょう。
そういうことでBluetooth以外で接続が簡単なものだけを選びました。
無線
テレビと手元スピーカーの間には線(ケーブル)が無いのがベスト。
有線だと足を引っかけて転倒する危険性があるんですよね。僕が買ったものがケガの原因とか寝付きが悪くなること必至でしょ。高齢者の骨折は寝たきりの原因になるとかいいますしね。なめちゃいけないなと。
電源はACアダプター
充電式や電池式だと、大事なセリフ、クイズの答え、「開運!なんでも鑑定団」の鑑定額など、「これから!」というときにバッテリーが切れて聴き逃すなんてことがありえます。
そんなバッテリー切れを心配しなくていいのでACアダプターがいいかなと。あと、単純に充電や電池交換みたいなめんどくさいことがあると長く使ってもらえずに、また大音量生活に戻る怖さがあります。
そう思ってたのですが、調べてみると1回の充電で1日つかえるものもあるようなのでACアダプターにこだわるのはやめました。
でもやっぱバッテリーは劣化して使える時間も短くなるでしょうから、ベストはACアダプター。
声を際立たせる機能
手元スピーカーの定番機能として、スピーカーからでる人の声を際立たせる機能がついています。
メーカーによって採用してる技術が違うようですが、声の領域の周波数を強調することで声が聴こえやすくなるようです。よくわかんないですけど。
製品によってはオン・オフだけじゃなく、3段階くらい調整できるものもあります。
効果を感じられないこともあるということなので、お守りや保険のつもりでこの機能がほしいなと思っています。
あとはなるべく安かったら助かります。
これまで育ててくれたことへの感謝はもちろんありますし、僕を育てるのにいくらかかったかを考えたら、なるべく安くすませたいと考える僕に対して「人としてどうなのか」という問題を提起する人もおられると思います。
でもね、こっちにも生活ってもんがあるんです。なるべく安いのがいいな!
これらのポイントをふまえて、amazonで評価が高い手元スピーカーのなかから5つの高齢者向けテレビ用手元スピーカーを選んだので紹介していきますね。
最初に言っておくと4つのポイントすべてをクリアしたのは1つだけでした。
「ほな、これにしよ!」
と思ったのですが、この手元スピーカーには少々クセがありました。
そのあたりもふまえつつ、理想的と思われる手元スピーカーから紹介していくので参考にしてください。
価格も機能も理想的だけどクセがある手元スピーカー
- 簡単接続
- 無線
- 電源はACアダプター
- 声を際立たせる機能
5つのポイントすべてを押さえ、ここで紹介するなかで一番安い(2020年6月4日現在)理想的な手元スピーカーがこれです。ありがたやありがたや。
これで決まりやろ。
そう思ったのですが、少々クセがありました。送信機からスピーカーへの通信方式が「赤外線」なんです。テレビのリモコンにつかわれてるアレ。
赤外線はあまり動かない人向け
主流の「デジタルワイヤレス方式」と比べて送信機からスピーカーまでの距離は最大で約7m。このあと紹介する手元スピーカーすべてに採用されてるデジタルワイヤレス方式は約30mなので躊躇する気持ちをわかってもらえますよね。
ただ、これは「30m」を基準にすると「7m」は短いと感じるだけで、テレビから父が座ってる場所まで2mくらいのうちの場合だと十分実用的な距離です。
あと、赤外線の弱点としては、送信機とスピーカーの間に障害物があったり、向きがあわなかったり、高さが合わないとちゃんと音がでないことがあります。
あくまでもイメージですが、床と平行に張ったヒモで送信機とスピーカーがつながるように設置できればベストだと思います。

いつも決まった場所でつかう人には問題ありませんが、いろんな場所で使いたい人、部屋がめっちゃ広い人にはオススメできません。
ちなみに、この赤外線という方式を採用することで価格を抑えられてるようです。
バッテリー切れの心配なし
スピーカーは「充電式」が一般的なのですが、この手元スピーカーはセットになってるACアダプターがつかえるのでバッテリー切れの心配がありません。
あと、アルカリ乾電池や充電して繰り返しつかえるエネループやエボルタが有名なニッケル水素電池を使うこともできるのでACアダプターがイマイチという人にも安心です。

その他
連続使用時間:40時間(単3形アルカリ乾電池)、30時間(単3形ニッケル水素電池)
声が聴こえやすくなる機能:◯
音が届く距離:約7m
電源:ACアダプター
自動電源オフ:◯
ヘッドホン接続:◯
防滴:✕
audio-technica AT-SP350TVのレビューや詳細をみる
全部のせ、多機能手元スピーカー
- 簡単接続
- 無線
- 電源はACアダプター
- 声を際立たせる機能
超有名なSONYが発売してる手元スピーカーは全部のせの多機能手元スピーカー。うちの父にとっては、はっきり言ってオーバースペック。
もはやテレビリモコン
ほとんどの手元スピーカーはボリュームを上げたり下げたりするのがメインで、あとはちょっとした機能がついてるくらいですが、これは違います。
テレビ自体のオン・オフを筆頭に、チャンネルも変えられる、地デジ・BS・CSの切り替えまでできちゃう。これはもはやスピーカー付きテレビリモコン。
てか、いる?
「使い方を覚えれば手元スピーカーひとつで色んなことができるようになるで!便利やろ!」
メーカー側のそんな親切心はわかるけど、うちの父の場合、新しいことを覚えるってことを基本避ける。そんなことするくらいならと、テレビリモコンと手元スピーカー両方つかってる姿が目に浮かぶ。
こんな感じなんで、この多機能はムダになる可能性大。超大。
そもそもボタンだらけのあのビジュアルを見ただけで顔をゆがませ、基本のボリューム操作を覚えることすら放棄すると思う。

声専用スピーカー搭載
ほとんどの手元スピーカーに声が聴き取りやすくなる機能が搭載されていて、SONYの手元スピーカーにも搭載されています。
この「声が聴き取りやすくなる機能」は、ほとんどの場合、周波数をいじって声を聴こえやすくするだけなのですが、このSONYの手元スピーカーは、声のためのスピーカーが内蔵。
声用スピーカーのおかげなのか、そもそも声が聴こえやすくなる機能が効いてるのかわかりませんが、レビューをみてると人の声がクリアに聴こえるというのをよく目にします。

わかりやすい取扱説明書
手元スピーカーそのものの話から脱線しますが、取扱説明書がわかりやすい。
最初につまずきやすく、ここをクリアしないとどうしようもない「準備する」の項目。
実際に父にとってわかりやすいかどうかは未知数ですが、よくある無愛想な取扱説明書とは違い、「わかりやすくしよう」という心意気が伝わっきます。
重要なところをカラーにしたり、接続につかう実際のケーブルやケーブルの差込口にカラーの数字ラベルがつけられているのでスムーズに準備できるはずです。たぶん。

濡れた手で操作しても壊れない
濡れた手で操作しても壊れない防滴機能。これのおかげでキッチンでも気軽につかうことができます。ちなみに「防滴」は「防水」と別物です。めちゃくちゃざっくり言うと、
・防滴→水がちょっとかかるくらいなら大丈夫
こんなイメージです。
あとで紹介する手元スピーカー
・JVC SP-A850-B
・audio-technica AT-SP767TV WH
にも防滴機能あり。
その他
連続使用時間:約13時間
声が聴こえやすくなる機能:◯
音が届く距離:約30m
電源:充電式
自動電源オフ:◯
ヘッドホン接続:◯
防滴機能:◯(濡れた手で操作できる程度)
「音が小さい」をあきらめない
- 簡単接続
- 無線
- 電源はACアダプター
- 声を際立たせる機能
SONYの次は、JVCケンウッドの手元スピーカー。映像機器・音響機器・無線機器メーカーなので安心感があります。
これなら「小さい音」でもあきらめない
一番の特徴は「パワフル音量機能」。
声が聴こえやすくなる機能は搭載されてることが多いのですが、JVCケンウッドの手元スピーカーには声が聴こえやすくなる「はっきり音声」だけじゃなく、「パワフル音量機能」というのが搭載されています。

ボリュームを最大まで上げても音が小さいと感じるときに「パワフル音量機能」を使うと音が大きくなって聴こえやすくなります。
そんな機能の存在をしると、「もしパワフル音量機能をつかっても音が小さかったらどうしよう」と不安になるのが人情。でも安心してください。JVCの手元スピーカーにはヘッドホン端子があるので、最後は素直にヘッドホンをつかいましょう。これでもダメならハンマーでドーン!です。
そもそもボリュームを最大にしてもまだ小さいという状況がイメージできませんが、保険としてこの機能は大きな安心感を生んでくれるでしょう。
バッテリー切れの心配なし
僕がACアダプターがいいと言ったのは、バッテリー切れの心配がないから。
JVCの手元スピーカーの連続使用時間は約20時間。まる1日つかって、寝る前に充電すれば起きるころには充電完了。このサイクルでいけばバッテリー切れの心配がないのであります。
充電タイプの心配は使い続けることでバッテリーが弱っていくことですよね。でも安心してください。別売りになりますけどACアダプターをスピーカーにつかうことでバッテリー切れの心配を解消できます。
ちょっと気になる電源オン
JVCの手元スピーカーはホットプレートのように、ボリュームダイヤルを右に回すことで電源をオン、「カチッ」と音がなるまで左に回してオフするタイプで、電源のオン・オフとボリュームが一体化しています。
この構造のせいで、電源を入れるたびにボリュームを調整する必要があるやんけ。それぞれが独立してたらボリュームのことなんも考えんで済んだやんけ。そういうことを考えるようになってしまいました。
でも逆に考えれば、毎回無意識に適正なボリュームに調整するようになって、ムダに大音量にならなくていいかなとも思っています。いや、必要以上に大きくなる可能性もあるか。ようわからん。
次の次に紹介する「サンワサプライ 400-SP083BK」も電源のオン・オフとボリュームが一体化しています。
その他
連続使用時間:約20時間
声が聴こえやすくなる機能:◯
音が届く距離:約30m
電源:充電式
自動電源オフ:◯
ヘッドホン接続:◯
防滴:◯(濡れた手で操作できる程度)
音質にこだわりたい人はコレ
- 簡単接続
- 無線
- 電源はACアダプター
- 声を際立たせる機能
audio-technica(オーディオテクニカ)の手元スピーカーは、ヘッドホンやマイクといったオーディオ周辺機器で有名な企業のものだけあって、他と比べて音質がいいのが特徴です。
うちの場合、音質にこだわりがない父に音質がいいちょっと高い手元スピーカーはミスマッチなので選択肢にすら入りませんでした。
ちなみに音質でいえば、少し前に紹介したSONYの手元スピーカーも評判がいいですよ。
自分で交換できる充電池
将来的にバッテリーが弱ったときの対応方法は2つ用意されています。
1つは別売りのACアダプターをスピーカーにつないで使う方法。2つ目は内蔵されてる充電池を購入して交換するという方法です。
ACアダプターという方法はわりとベタですけど、充電池の交換ができるってのはめずらしいですね。
その他
連続使用時間:約15時間
声が聴こえやすくなる機能:◯
音が届く距離:約30m
電源:充電式
自動電源オフ:◯
ヘッドホン接続:◯
防滴:◯(濡れた手で操作できる程度)
audio-technica AT-SP767TV WHのレビューや詳細をみる
迷わせないシンプル設計
- 簡単接続
- 無線
- 電源はACアダプター
- 声を際立たせる機能
たったひとつのダイヤル

操作するのはボリュームダイヤルが1つだけ。これがこの手元スピーカー最大の特徴。たった1つだけなので迷うことがありません。
このボリュームダイヤルは電源のオン・オフも兼ねていて、左にめいいっぱい回すと電源がオフになり、右に回すとオンになり音がでる仕組みになっています。
電源とボリュームが一体型になってると「電源をオフにする=ボリューム0」になるので毎回ボリュームを調整する必要があります。めんどくさー。
でも、ボリュームダイヤルが1つしかないおかげで、実際につかう父からしたら使い方で迷うことがないだろうから、これはこれでいいのかもしれません。
ちなみにサンワサプライはは岡山県にあるパソコン周辺機器を扱う会社です。
干渉しにくい周波数
無線のスピーカーを使ってると電波が干渉してたまにノイズがはいったり、音が途切れたりすることがあります。
サンワサプライの手元スピーカーは、一般的なものとは違う周波数の電波をつかってるので、他の電化製品が出す電波と干渉する心配がないんですって。
そんなこと言われても、そもそも父のとこに電波がでるような家電製品ないねんけどな。と思いつつも調べたらありました。電子レンジです。
「え?電子レンジって無線でなんかと通信してんの?」って思ったのですが、電子レンジが食品を温めるときにつかう電磁波の周波数が一般的によくつかわれてる周波数のようで、それが干渉するようです。
たしかにレビューをみてると「電子レンジをつかうと音が途切れる」というのを見たことがあります。そのときは意味不明すぎてスルーしてましたけど。そういうことだったのか。
ただ、距離をはなせば問題ないようなのでそんなに気にすることもないかなーと思います。
【注意】テレビにUSBポートはありますか?
この手元スピーカーの送信機は、テレビのUSBポートと接続することで給電するようになってます。
もし、テレビにUSBポートが無い場合は、USB−AC変換アダプタを購入する必要あるので確認しておいてくださいね。

その他
連続使用時間:8時間
声が聴こえやすくなる機能:△(音楽とテレビで音質調整可能)
音が届く距離:約30m
電源:ACアダプター
自動電源オフ:✕
ヘッドホン接続:◯
防滴:✕
表をみて機能を比較しよう
これまで紹介してきた高齢者向けテレビ用手元スピーカーの機能を比較する表を用意しました。参考にしてください。
swipe
スマホの方へ丨表は横にスクロールできます
メーカー/型番 | audio-technica/AT-SP350TV | SONY/SRS-LSR200 | JVCケンウッド/SP-A850-B | audio-technica/AT-SP767TV WH | サンワサプライ/400-SP083BK |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | 安い | 多機能 | パワフル音量 | 高音質 | シンプル |
連続使用時間 | 40時間(単3形アルカリ乾電池) 30時間(単3形ニッケル水素電池) | 約13時間 | 約20時間 | 約15時間 | 約8時間 |
声が聴こえやすくなる機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △(音楽とテレビで音質調整可能) |
音が届く距離 | 約7m | 約30m | 約30m | 約30m | 約30m |
電源 | ACアダプター | 充電式 | 充電式 | 充電式 | ACアダプター |
自動電源オフ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ |
ヘッドホン接続 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
防滴 | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ |
「防滴」とは、濡れた手で操作しても壊れない程度のもので、水につけても大丈夫な「防水」とは別物です。
JVCケンウッドの手元スピーカーにしようかな
amazonで評価が高いものの中から僕が考える高齢者向け手元スピーカーを紹介してきましたが良さそうなのはありましたか? あればうれしいです。
父には
- まる一日もつバッテリー
- 見やすく操作しやすそうな大きなスイッチ類
- 万が一のときのための「パワフル音量機能」
こんな理由で3つ目に紹介したJVCケンウッドの手元スピーカーを買おうと思ってました。
でも、どうしても電源オン・オフとボリュームが一体化してるのが気になって決められませんでした。
そんなささいなこと、と思いますよね。
僕もそう思います。思うんですけど、選び方のポイントとして最初は「電源オン・オフの必要なし」ってのがあったのを、電源オン・オフボタンがついてるのが当たり前という現実に負けて選び方のポイントからはずしたんですよね。
テレビのスイッチを入れたついでに手元スピーカーの電源も入れる。やることが1つ増えるだけなんですけど、「いつもと同じ使い方で音だけ聴こえやすく」という理想からしたらこの「ひとてま」が許せないわけです。
悩んだあげくミライスピーカーホームにしました
そこでいろんな縛りをとっぱらって
- 高齢者でも聞きとりやすい
- 操作が簡単
の2つに絞って調べなおしました。そのとき出会ったのが現在つかってるミライスピーカー ホームです。

ミライスピーカーホームとは、テレビの音声が聴こえづらいと感じてる人のためにつくられたスピーカー。
手元スピーカーのように近くに置くことで聴こえやすくするのではなく、聞きとりやすい音に変換して耳まで届けてくれるテレビ用スピーカーなんです。
そんなミライスピーカーホームを選んだ決定的な理由はこれまで紹介してきた手元スピーカーと違い、「テレビのリモコンで音量を調整できる」という点でした。
これは操作が「簡単」というレベルではなく「いつも通り」なので父に新しいことを覚えてもらう必要がないというところがめちゃくちゃいいなと。
手元スピーカー選びの基準としてあげてきた5つのポイントをふまえてミライスピーカーを見てみるとこんな感じになります。
- 簡単接続:イヤホンやヘッドホンと同じで、イヤホンジャックにケーブルを差すだけ
- 無線:テレビ横に設置してつかうので、ケーブルに足をひっかける危険性なし。
- 電源はACアダプター:電源はACアダプターなのでバッテリー切れの心配も充電の手間もなし。
- 声を際立たせる機能:「声を際立たせる機能」ではなく、「聞きとりやすい音に変換」する新技術
ミライスピーカーホームを製造販売してるのは「サウンドファン」とかいう聞いたことない東京の会社だし、「言葉をハッキリとクリアに伝えるために開発された技術」っていうのが逆にうさんくさい。
しかも29,700円(2020年6月10日現在)もするんですよね。想定してた金額の約3倍。もちろんスルーです。
でも気になってしゃーないんです。
よっしゃ白黒ハッキリさせるか!ってことで買い物で失敗することが大キライな僕はいやらしい目で
- ミライスピーカー公式サイト
- amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングに集まったすべてのレビュー
- 関連記事
を数日かけて読みあさりました。
このときのことを書いた当サイトの人気記事「ミライスピーカーは評判悪い?利用者の口コミを徹底検証」をよかったら参考にしてください。
調べてわかったことの一部をならべてみます。
- ミライスピーカーのアンケートでは、60代〜80代のうち80%の人が効果を実感
- 効果を感じられなかったら全額返金してもらえる
- 「JAL」や「りそな銀行」といった企業でガヤガヤしたなか、お客さんを呼び出す用のスピーカーとして採用
- 手元スピーカーをつかってみたけどダメで、最終的にミライスピーカーにたどり着いて満足してるというレビュー
これらのことを知って前のめりに検討するようになりました。
上から2番目「効果を感じられなかったら全額返金してもらえる」はかなり重要なので簡単に紹介させてください。
これは「60日間返金保証」という補償制度で、ミライスピーカー公式オンラインストア限定特典。
「効果の有無」だけじゃなく、「満足いかんかったらお金返しますよ〜」という制度で、60日以内なら不良品じゃなくても、使ってても使ってなくても購入金額全額を返してもらえるというもの。
もう少し詳しく知りたい方は、60日間返金保証について調べたことをまとめた「【1からわかる】試聴につかえる「60日間返金保証」とは」をご覧ください。
60日間返金保証制度があるおかげで、「効果を感じなければ返せばいいや」と気持ちが軽くなり、スルーから一転、購入に踏み切ることができました。
父にミライスピーカーホームの感想を聞いてみると「スゴイなアレ。よー聴こえるわ」としか言ってくれませんでした。もしかして気を使われてるだけかも、と不安になりましたけど、母からのテレビのボリュームに関する苦情の電話がかかってこなくなったので本当に気に入ってもらえたと理解しました。
このあたりのことは「使用歴538日経過│ミライスピーカーの超詳レビュー」に詳しく書いてるので参考になさってください。
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